フォーラム › TuneBrowser › 4.17.0以降の音質変化 › 返信先: 4.17.0以降の音質変化
こんにちわ。
ご紹介いただいたシステムは一度アナログ出力した波形を元のデジタルデータと自動で照合できるのだとすると、オシロで言うところのトリガの仕掛け(解析)がよほどうまくできているのですね。ちょっと驚きました。
ただ、わたしが「客観的に」と言った表現が、どうも良くなかったかもしれません。音質の変化に関するわたしの考えはこのトピックの#10144, #10159あたりに書いた通りです (いずれも長文で恐縮です)。TuneBrowserが出力しているデータがバイナリレベルで完全に一致している状況で、ご紹介いただいたシステムによってバージョン間で波形の差異が確認できたとして、そして旧バージョンのほうが多くの人にとって好ましかったとして、ここまで進めてきた検証と議論に沿うと、結局のところここで開発を終了して、すでにリリース済みのTuneBrowserをご利用いただくようにする以外には現在のところ策がありません。
「客観的に」と言いながら曖昧な言葉になってしまっていて申し訳なかったのですが、いまのわたしに対応ができそうなのは、あくまでTuneBrowserというソフトウェアから出力するデータに差異があれば、ということになりそうです (なんとも味気ない話ですいません…)。
それはそれとして、どうしても一オーディオ好きとして好奇心はあります。実際には、どうなんでしょう。ここで皆さんが聴き分けられたような音質の差異は、本当にこのシステムによって確認できるものなのでしょうか?
以前こちらでお話ししたように、わたしは人間の聴覚は計測器の出力よりも遥かに敏感であると思っています。これは、そこに書いたように、点検や探知業務などで、測定器の表示ではなく耳で検知している職業の方々と知りあう機会があったときに痛感した話です。今回皆さんが話題にされているような音質の話は、そういう領域の話ではないかという気もします。
結果を知りたいような知りたくないような。結果に賭けられているものが大きいので、やっぱり作者としていまは知るべきではないかもしれませんね。ここではなくわたしの知らない別のところ(?)でそういう検証の議論がされると面白いのですが。