Bit PerfectとPCスペックの関係

フォーラム TuneBrowser Bit PerfectとPCスペックの関係

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  • #13565
    newOne
    参加者

    UIの良さはもちろんですが個人的にはVST3が当たり前のようにホストされている点がすごいと思いました。長年AIMPしか使っていませんでしたがこれからはTuneBrowserをメインで使っていこうかなと思っているところです。

    「Bit PerfectとResample数値について(2018-01-16 19:59#1381)」というトピックを読んで思ったのですが、PCがハイスペックになるほどBit Perfectの効果はより感じられやすくなるのではないかと思うのですがどうなのでしょうか。

    というのも、Bit Perfect(特に「厳密」)を有効化すると音質が上がるのが感じられます。プラセボである余地は常にありますが、簡単に言うと「薄皮一枚ぶん太く」なります。比較的小さな音量で聴く場合でも違いがわかりました。

    (もう一つの事情としてVST3でマスタリング/ミックス系のプラグインを使っていることが聴き取りやすさに影響しているのかもしれませんし矛盾もしているかもしれませんが、いずれにしてもVST3を有効化した状態で上のような違いが感じられます。)

    もちろん、Bit Perfectを使っていない場合でも十分過ぎる高音質だと思います。【非常に微妙な違いだということは間違いありません。】逆に言えば非常に良いオプションになります。

    音源はCDからリッピングしたWAVです。私は個人的な考えがあってあえてハイレゾ音源を聴かないようにしており、こうしたオーディオプレーヤーに入れているものは全てCDリッピングです(アップサンプリングもエンハンサ等も一切使いません)。普段はオーディオインターフェースはボリュームを最大に振り切ったうえで(一般住宅なので)スピーカーの方でボリュームをかなり絞った状態で固定し、ASIOは排他で使います。このためAIMPなどではプレーヤー側のボリュームを適宜調整していました。TuneBrowserでBit Perfectを使う場合はハードウェア側のボリュームを調整する必要があるのでその点は確かに面倒ですがその価値があると思いました。

    以下は完全に余談です。また、私の理解が意味不明かもしれません。

    「Bit Perfectにおけるリサンプル処理について(2018-02-12 22:45#1671)」というトピックも深くは読んでいませんがこれを書いてる途中で見ましたところ、確かにPlayer View下部にソース本来のビットの他に「デバイスのビット幅」というのがあり、32bitになっていますね。ただこれはいわゆる「内部処理」ではないかと思っていたのですがどうなのでしょうか。内部処理である場合はそれによって16bitサウンドよりも高深度になるという意味ではなく32bitのデータポイントで再生処理されているという意味で16bitの音質の再現性に役立っているというのだと理解していました。個人的にはサンプリングレートの場合も含めてアップサンプリング(これは逆にビット深度の変換?のみの場合も含めて使われている用語のようですが)は細かさを切り直した単位が再結合される段階で生じる効果として変換前と音質が変わる場合があって、それが良い効果になっていると感じられる場合に(笑)音が良くなったという評価になっているのではないかと理解してきました。低ビットソースを高ビットに変換しても再生プロセスが増えるだけでソース自体に存在しなかった有効ビット幅が生まれるわけではないですよね。このため本来は低ビットソースに対する再生時の高ビットへの変換という操作に良い効果があるわけがないと考えられますが、上のとおりその変換の実態がビットやサンプル単位の切り直しとその再合成なので、その合成結果がCPUの処理性能とかDACなどの性能上の個性などを通じて変換前のDA結果とは異なる、よりハイレゾ的な結果を生じさせることがあるということなのだろうと理解しているわけです。ただ、上のトピックはそれがBit Perfectという処理と矛盾するのではないかというような議論なのかなとも思うのでもしかすると32bit処理をして16bitに戻す用のディザのような処理をあえてせず32bitにアップサンプル(アップデプス?)されているということなのかな?とも思いました。ちょっととりとめもないことを書いてしまいましたがお許しください。

    お忙しいと思われるところ長々と書いてしまい失礼しました。

     

    #13578
    Tiki
    キーマスター

    こんばんは。

    ご覧になったトピックでも書いたように、音質についての議論は、ある一定以上のレベルになってくると、その音質が良いか良くないかというよりは、その音質が好きか好きでないかという話になってくると思っています (以前は巷でときどき見かけた、アップサンプリングしたほうが良い/良くないの議論はまさにそういう例だったと捉えていました)。

    TuneBrowserはその「一定以上のレベル」は達成できていると思っており、上記の前提があったうえでの話になりますが、ご指摘のようなPCがハイスペックになったほうがより好まれやすい音になるというのは、たしかにあるようには思います。Active Backgroundなど楽しみのほうの動作をTuneBrowserで提供しておきながらこういうとアレですが、CPUの負荷変動が抑制されることで、結果としてUSBのアースライン含めたPCの電源系が安定するというメリットにつながっているのではないかと推測しています。

    32bitが内部状態ではないかというお話は、デバイス側の話ですのでわからないところもあるのですが、ずっと以前、デジタル処理の黎明期に、ある高級オーディオ機器メーカーが「16bitの音源に対して32bitにビット拡張してデジタルボリュームの処理を行うので、ビット落ちは抑制される」と説明しているのを聞いて、なるほどと思った記憶があります。

    #13598
    newOne
    参加者

    最初に一点訂正します(#13565):「いずれにしてもVST3を有効化した状態で上のような違いが感じられます」という部分は、Bit Perfectを有効化するとVST3の有効化はバックグラウンドで自動的に無視されておりもともと「VST3を有効化した状態」ではありませんでした。そこで趣旨は端的に「Bit Perfectで聴くと音質はより良くなった」というものになります。

     

    あらてめてTikiさん書いていただきありがとうございます。(TuneBrowserをはじめてインストールした日であったこともあり、何が言いたいのかわからないトピックを作ってしまいました)

    デスクトップのオーディオプレーヤーの選択肢についてはかなり以前に諦めていたので長年AIMPしか使っておらずこの種のアプリの様子について知識が無かったのですが、数日前にVSTを使いたくなった(にも関わらず自分のAIMPではDSP Pluginが有効化できなくなっていた)のをきっかけに見て回ってみるとTuneBrowserを見つけてVST3が難なく使えてしまうことと音質の良さに驚きながら思わず面倒なことを考えてしまいました。

    「その音質が好きか好きでないかという話になってくる」のとおりですね。日本人好みの音質というのがあって一言でいうとそれはクリーンなすっきりした音質です。TuneBrowserは長時間聴いても疲れにくい良い音質ですね。このことは音質の異なるヘッドホンを使い分けるような場合にも重宝します。日常のリスニングはもちろん、VST3製品を挿しながら大量のオーディオソースをブラウジングすることができ、長時間のヘッドホンの聴き分けにも適していると思いました。

     

    #13607
    Tiki
    キーマスター

    手前味噌で恐縮ですが、TuneBrowserは、ユーザーの方々に助けてもらいながら、長い時間をかけて良いソフトになってきたと思っています。オーディオ再生としても、音楽再生としても、役に立つソフトと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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