フォーラム › TuneBrowser › 4.17.0以降の音質変化
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2021-01-25 03:02 #10061Chartreux参加者
こんばんは。以前はたまにバージョン違いの聴き比べをしていたのですが、去年から最近まで色々機材周りを弄っていたので、するタイミングがありませんでした。
ようやく落ち着いて、近いうちに新しいバージョンが出ると思うのですが、少し音が気になる部分があったので、データベースプレイリスト廃止以降の4.17.0~4.17.3 (全てAVX2版) を聴き比べてみたのですが、わりと露骨に違いがあって、一番違いが分かりやすいのが4.17.0と4.17.3の比較でした。4.17.3は一番高域のザラつきとシャリつきが気になり、ボーカルにも付帯音がまとわりついている感じでなめらかに聴こえませんでした。4.17.0だとそういう部分がなく自然に聴こえます。音域のバランスが結構変わっている印象を受けました。
正直驚くくらい違うように聴こえた訳なんですが、4.17.0以降の更新で何か音が大きく変わりそうなことってありましたか?あくまで私にはそういう風に聴こえたという話なので、他の方はどうなのかなというのも気になっています。全てASIOでBP2、RAMDecodeありで確認の為に何度も聴き比べを行いました。
ちなみに私は元々該当バージョンは持っていたのですが、持ってない方でもし聴き比べしたい方がいたら、TuneBrowserのダウンロードアドレス (下記は今の最新)
https://tikisoft.net/cgi-bin/download.net.cgi/TuneBrowser(x64.AVX2)Setup4.17.3.exe
この4.17.3を例えば4.17.0にすれば4.17.0をダウンロード出来ます。
2021-01-25 13:02 #10062serenity参加者改めて4.17.0(AVX2)と4.17.3(AVX2)で同じ曲(JPop)を聴いてみましたが、4.17.3の方は確かに中高音のシャリシャリ感が気になりますね。クラシックのオーケストラでは木管の音がやや耳障りです。(これは比較しないと分からないです)
当面、4.17.0を使おうと思いますが、プレイリスト保存の不具合があって使いにくいです。2021-01-25 20:10 #10064Chartreux参加者serenityさん、比較試聴ありがとうございます。
4.17.2は17.3寄りではありますが、17.3に比べれば気になりにくいので試すのはありかと思います。ただ17.2はserenityさんが報告したAlbum Viewバグがあるのでそれはそれであれなんですよね。
それと記載し忘れましたが、NASなどではなくローカルディスクから読み込んでの比較再生です。(条件をなるべく同じにする為にRAMDecodeを使用しています) 正直あまり過去バージョンを勧めるようなことは書きたくないのですが…
2021-01-25 20:22 #10065serenity参加者返信ありがとうございます
私が試したのは4.17.0と4.17.3で4.17.2ではないです
スマホから短文失礼します
2021-01-25 20:34 #10066Chartreux参加者それは理解しております、4.17.2の話をしたのはプレイリスト保存の不具合は4.17.2でなおっているので、4.17.2も聴き比べを試してみてはいかがでしょうか?ということです。分かりづらくて申し訳ない。
2021-01-25 21:18 #10067Tikiキーマスターこんばんわ。
4.17.0と4.17.3のあいだの再生に関する処理の変更は、機能面ではChange Logに出ているように、設定値の範囲の変更やデバイスの初期化の考え方の変更といったもので、再生中の動作に作用するようなものはありません。
機能の変更にかかわらない変更は多数行っています。たとえば内部の処理の最適化や、関数名・変数名の見直しなどです。それらの過程で、意図せず結果が変わるような変更を行っている可能性は否定しきれません。
また、11月から12月にかけて、使用しているコンパイラ (テキストで書かれたソースコードを、実行できるバイナリコードに変換する道具) の標準動作が変わり、その対応を広範囲に行っています。
4.17.0のリリースは9月、4.17.3のリリースはこの1月頭で、4カ月の期間があり、その間での変更を洗い出すにはかなりの時間がかかりそうです。
ちなみに、使用している音源のコーデック (FLAC, Wave, MP3など) は何でしょうか? 絞り込むヒントにできればと思います。
よろしくお願いします。
2021-01-25 21:25 #10070Tikiキーマスター前のコメントの「再生中の動作に作用するようなものはありません」は「再生中の動作に作用するようなものはなさそうです」が正しい表現です。その点もあわせて見直します。
2021-01-25 22:39 #10072Chartreux参加者詳細な説明ありがとうございます、肝心の音源について書いていませんでしたね、すみません。何度も聴き比べた時に使用した曲は全てWaveで44.1kHz 16bit、48kHz 24bit、96kHz 24bit~32bitです。
現状4.17.3に不満があるのは2人だけですが、じっくりで構いませんので見直してみていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
2021-01-25 23:21 #10073Tikiキーマスターありがとうございます。了解しました。
大変な無理を申し上げることになるのだと思いますので恐縮なのですが、4.17.0と4.17.3の間、つまり4.17.1と4.17.2も含めてみたときに、どのあたりで変化が発生したのか、できれば情報をいただけると助かります。
(発生している変化が顕著なようですので、だんだんと変化したということはなくて、どこかのバージョンで変化したのだと思っています。そうではなく、やはりだんだんと変化したということであれば、その旨お知らせください)
2021-01-26 02:12 #10074Chartreux参加者前提としてこの4つのバージョンで私が一番好ましいと思っているのは4.17.0ですが、
大きく分けると4.17.0と4.17.1以降という感じで、少し大げさな言い方をすると4.17.0だけ別のサウンド、控えめに言うと聴きやすいサウンドという感じです。4.17.1以降は少し高域寄りになっているように感じます。4.17.1と4.17.2は4.17.3と比べれば、主張もやや控えめでどうしても気になるというほどではなく、もしかするとこちらの方が好きという人もいるかもしれませんが、4.17.3は特に質感がよくないといった感じです。
音質については特に色んな方の意見が聞きたいところではありますね。
2021-01-26 07:22 #10075ukat参加者初めて書き込ませていただきます。
本件に関して某掲示板にて
少なくとも4.17.3では左右バランスが右寄りだという指摘がありました。
私には問題ないように思いますが
私を含めて左右の聴力が完全に同じである人はいないと思いますので
実際の(物理的な)バランスが正しいかどうかは分かりません。
この点につきましてもご検討いただけましたら幸いです。
2021-01-26 08:18 #10077ukat参加者連投失礼します。
バランスの件は4.17.3ではなく4.17.0でした。
4.17.1以降については明確な記載がありませんでした。
ただ書き込み当人によれば4.17.0以降は「全部駄目」だそうです。
この書き込み当人が使用しているのがAVX2版なのかどうかは分かりません。
また音源の種類についても不明です。
ちなみに私はデスクトップ版64bitVersionを全てflac音源にて利用させていただいています。
2021-01-26 10:25 #10078tetsu007参加者音楽再生ではTuneBrowserにいつもお世話になってます。
私の場合、デスクトップ版64bitVersion、FLACで聴いていましたが、4.17.3になってから高音域がキラキラ(表現が変ですが)した印象を受けてました。
そこで最近2週間ほど、Mp3(320kbps)で聴いています。Mp3では高音域のキラキラ感は少なく低音域が膨らんだような印象を受けます。
人によって受ける感じ方が色々あると思いますが、ご報告まで。
2021-01-26 12:00 #10079TaiichiroK参加者こんにちは
還暦を超えた耳で失礼します。wavファイルで4.17.2と4.17.3を比較しました。4.17.0と02ではあまりわからなかったですが、.2と.3では.3に低中域にやや薄いベールのかかったような印象でした。低域の解像度が上がらないので、逆に中高音が目立ったのかなと思いました。素人の感想まで。失礼しました。
2021-01-26 18:07 #10080ukat参加者#10077の続報です。
左右バランスに問題があるのは4.17.0だけだそうです。
2021-01-26 21:20 #10081Tikiキーマスターこんばんわ。
バージョンによって左右の音量差があるという話は、どうも解せません。今回のバージョンによる音質差は、上に書いたように、
- 意図しないソースコードの変更が行われている可能性
- コンパイラのバージョンちがいによる生成されるバイナリコードの差異
の2点を考えています。しかしこれらは、再生処理全体に影響を及ぼすことはあったとしても、左チャンネルだけ、右チャンネルだけ、という作用をするものではないと思います。TuneBrowser内ではモノラル・ステレオ・マルチチャンネルの3系統の再生処理があり、ステレオは2チャンネル専用の処理ですが、完全な対称性を持っており、左チャンネルだけ、右チャンネルだけといった特別な処理はありません。
2021-01-26 22:00 #10083ukat参加者Tiki様
ご回答ありがとうございます。
音量差を指摘しているのは某掲示板でもお一方だけのようですし、
私自身はバージョンの違いで左右差の違いを感じたことはありません。
一方、バージョン違いでの音質差はあるような気がします。
今まさにフルバージョンの4.16.0で聴いているところなのですが、
4.17.3とは違う気がしてます。
具体的には、フルバージョンの4.17.3では破擦音が煩いような気がします。
4.15.2が良いといった意見がありましたので
この後そちらも試してみるつもりです。
2021-01-26 22:34 #10084Tikiキーマスターあまりに驚いてすこし断定的な書き方をしてしまいましたが、左右のバランスが偏って聴こえるという経験そのものを否定するつもりはありません。TuneBrowserの左右のバランスがおかしいというご指摘は解せないと言いたかっただけです。わたしも以前、自分のオーディオ機器でそのような事象に悩んだことがあります。部屋の問題か、アンプやケーブル・コネクタの問題か、あるいは自分の耳の問題か…。気になりだすと気になって、どうも偏って聴こえるような気がしたものです。
ちなみに、それを確認するために、TuneBrowserには再生中にモノラルに切り替えたり、左右のチャンネルを入れ替える機能があります。数か月のあいだ折に触れ悩んだ結論としては、「どうも気のせいだ」ということでした。みなさんも気のせいですよ、などというつもりはまったくありませんし、ここで発言されているような方々は一定の見識を持たれていると思うのですが、意識の下に密かにあるような先入観を排除するのは意外とむずかしいものだということは、共通の理解としておきたいところです。
2021-01-27 02:20 #10086ukat参加者どうやら寝落ちしてしまっていたようです。
驚きました。と申しますのは、左右バランスの感じ方について、今まさに私が直面していることだからです。TuneBrowserに限らず、YouTube音源にしても何にしても、左に音が寄って聴こえる場合が多いのです。現時点で考えているのは、私の場合、目は「右利き」で聞き耳は「左」だということ、これによって「目」で見たセンター位置は右目が優位となり結果として僅かに左に寄った位置をセンターと見ているため、必然的に視聴位置が左に寄りこれに伴って音も左に寄ってしまうこと、また、「耳」は聞き耳の左耳が優位となるので、結果的に「目」で見たセンター位置によって必然的に左に寄った音がさらに優位に聴こえてしまうのではないか、ということです。
そこで、先日スピーカーの位置と視聴位置をミリ単位で追い込み、物理的な視聴位置のセンターをバミり、そのセンター位置を常に確認しながら聴くようにしています。その結果、「目」で見た感覚ではセンター位置が左に寄ったように見えますが、実際には物理的センター位置で聴いているので、以前より音の左偏りが解消されます。それでもまだ聞き耳の左に僅かに寄って聴こえますが、これはまさに「気のせい」「先入観」ということになると思います。
今も寝落ちから覚醒した時点で回転チェアが僅かに左方向に回転していたので左に偏って聴こえました。目で見た感覚ではセンター位置(方向)は間違っていないように見えますが、チェアの方向を改めて確認してみますと左方向にズレて(回転して)います。回転方向のズレは特に高域の位相ズレに直結します。チェアをスピーカーが並ぶ平行線に対して垂直方向に向け直すと、高域の位相ズレによる聴感上の左寄りは解消します。
視覚にしても聴覚にしても、人の「感覚」というものはこれほどまでに当てにならないものかというのが実感です。
ちなみに当方視聴環境はNFLですので、センターの位置ズレや高域の位相ズレによる音像定位への影響は顕著です。
TuneBrowserのバージョン違いによる音の差に話を戻します。
改めて明記しますと、当方環境はデスクトップ版64bit Versionで音源はflacです。
4.16.0→4.15.2の後に4.17.3に戻して聴いているのですが、私には4.17.3の音が「正解」のように思えます。
4.15.2にしても4.16.0にしても、高域の「角」が取れた音、感覚的には「心地良い」とも感じますが、音楽の「緊張感」、リアルさは4.17.3が勝ります。
先の書き込みでは「破擦音が煩い」と書きましたが、改めて聴いてみますと歪み音にはなっていません。立つべき「角」が立っているといったところでしょうか。
こうした特性は音源の質を暴露します。そもそも低品質環境での視聴を前提とした音源では煩く感じる場合があります。
個人的には、高音質を標榜する音源管理ソフトとして、4.17.3の音を「是」とします。
2021-01-27 14:09 #10091Chartreux参加者こんにちは。まず最初に私の考えの中で他人の書き込みを無断で引用したくないというのがあるので細かいところは省きますが、その方はAVX2版だと思います。なので私も左右バランスを他のバージョンや、別のプレイヤーを使っての比較もしましたが、偏っているという風には聴こえませんでした。
音質についてですが、4.17.0以前のバージョンについてはデータベースプレイリスト廃止などがあるので聴き比べはしていませんし、今のところする予定もないのですが、その上で無印版の4.17.3が良いという声があったので気になって聴いてみました。(緊張感というのが私にはどういう意味になるのか分からず、そこを比較することは出来ないのですが)
すると無印版4.17.3にはAVX2版4.17.3にある私が感じる嫌な部分が目立っていません。AVX2版での嫌な出方の高域が無印版では鳴りを潜めていて、無印版4.17.3はAVX2版4.17.3より聴きやすいサウンドに感じます。4.17.3同士の比較では無印版が上です。以前にもAVX2と無印版で音が違うという話をしたので、それ自体はあまり不思議とは思いません。
ただTikiさんからすると、ならどこが悪くてどうすれば良くなるのか、といったことになるかもしれないのですが、それでも私の耳には無印4.17.3よりもAVX2版の4.17.0の方が良く、AVX2版の4.17.0とそれ以降では明らかに音が変わっているように聴こえるので気にかけてみてほしいというのが本音です。
補足しておくと聴き比べはこのトピックを立ててから時間がある限り、多数の楽曲で何度もしており、聴き比べに使用している音源の質が悪く、高域が出るようになったために気になるようになったというのは正直考えにくいです。こうして色々と書いていて、もしかしたらどこか不快に感じる部分があるかもしれませんが、そういった意図では書いていないというのはご理解ください。
2021-01-27 16:16 #10092ukat参加者こんにちは。
私もどなたか特定の方の音源の質が悪いのではないかという意図での発言ではなく、あくまでデスクトップ版のバージョン違いによる音の差異を表現するために当方所有の質の悪い音源を聴いたときの印象について書きました。
ご不快に感じた方がいらっしゃいましたら申し訳ございませんでした。
ポータブル機器でチープなイヤホンで聴くことを想定したような音源は確かに存在し、このような音源では高音(特にサ行等の破擦音)がやたらと目立ちます。こうした音源をデスクトップ版4.17.3で聴きますと、煩くて聴いていられません。(少々誇張があるかも知れませんが。)ちなみにこうした音源はポータブルで聴きますとそれなりに聴こえます。一方で自宅スピーカー環境で高音質だと思える音源は、ポータブルで聴くと物足りなく感じます。そうした「物足りなさ」をデスクトップ版4.15.2や4.16.0で感じるということです。
しかしながらこれはあくまでデスクトップ版4.17.3と比較すればの話です。4.15.2や4.16.0ではポータブルのような音がするということではありません。
当方PC環境はIvyBridge世代でありHaswell以降用のAVX2版を試すことが出来ないのがもどかしいところです。
2021-01-27 19:52 #10094hi-res参加者みなさんのコメントをずっと拝見させていただいておりました。私も自称オーディオファンで、若いときから所謂「レコード芸術」を趣味としてきましたが、最新版の4.17.3(AVX2)と以前のバージョンとの音質の差は殆ど判りません。私の耳が悪いのか、システムがそこまでの相違を判別する能力が無いのかは判りませんが、今、ジャズの最新録音であろう「ARTEMIS」(2020年録音の女性ジャズウーメンのアルバム:Blue Note)を何度も聴いて比べているのですが、ヘッドフォンでもスピーカーでもその差を判別することが出来ません。
TuneBrowserは高音質が大きなウリですよね。だからこのような音質に関するトピックは大変意味のあることです。ただ、Tikiさんはとても真摯な方ですのであまり根をお詰めにならないようにとご心配します(笑)。
2021-01-30 17:08 #10114Tikiキーマスターこんにちわ。
2点ご連絡します。
まず、4.17.3のソースコードに対して、4.17.0とおなじコンパイラでビルドした版を4.17.4の先行版としてアップしました。これを正式版にするかどうかは未定です。興味のある方はお試しください。
つぎに、検証用の専用ASIOドライバを作成し、TuneBrowserから受信したデータをASIOドライバ側で記録できるようにしました。そしてefu氏のWaveGeneを使用してL/Rチャンネルにまったくおなじ信号を記録した24bit Wave形式のファイルをTuneBrowserで再生し、検証用ASIOドライバで記録したデータについてバイナリ比較を行いました。
その結果、4.17.0と4.17.3の両バージョン間でデータが完全に一致し、またL/R間でもデータが完全に一致することを確認しました。これにより、バージョン間やL/R間で意図しない改修が入りデータに差が発生しているという可能性はないと考えています。
このことは、音質に差があるように聴こえる経験を否定するものではありません。みなさんのご検討の一助となればと思い、ご報告します。
2021-01-31 11:26 #10128Chartreux参加者こんにちは。
お忙しい中こんなに早く検証、対応していただきありがとうございます。比較で一致しているという事実は純粋に良かったです。(そういうバイナリ比較で一致しないといったデータ的な問題は正直あまり心配していませんでしたが)
ただ論理的ではありませんが、一致しているという事実を見た上でも音が違って聴こえるのは事実で、それが思い込みによるものか、はたまた別の要因かは分かりませんが (一度はまると思い込みを排除するのは中々難しいことだと思っています) わざわざ同じコンパイラでビルドしたものをアップしていただいたので、あまり時間が取れていないのですが聴いてみました。聴く前は4.17.0に似た音を想像していたのですが、そうではなかったので結局あまり納得?出来ずという感じになってしまいました。
こうなると4.17.3がたまたま個人的によく感じなかったということもあると思うので、今後も通常通り更新していただければいいかなと思っています。今後の更新で良い音になったと感じることは全然あると思うので。
こういう結果に落ち着くと、私が言ったのと似たような感想を持った方もいましたが、Tikiさんを焦らせた?のと労力を使わせただけで、このトピックを立てた意味があまりなかったような気がして申し訳ないと思っていますが、以前にも常日頃から最適化等を行っていることはお聞きしていましたが、その影響で今回のようにバージョン間で音に大きな違いを感じることがある、ということがよく分かったので個人的にはいい経験になりました。本気で聴き比べないと多少の違いでは気のせいと思いがちなので。ありがとうございました。
2021-01-31 13:12 #10130Tikiキーマスターこんにちわ。
バイナリ比較の結果については、ご指摘の通り、わたしもあまり心配していませんでした。ただ、たまたまバージョン間で広範に修正した経緯があったので、明確に説明できる必要があるなと思い、今回の検証環境を用意しました。
出力バイナリデータに差異がない状態での音質の変化は、ひとつ前のコメントや以前のコメントにも書いたように、否定するものではありません。その要素のひとつとして、わたしが思いつく範囲ではコンパイラのちがいというものがあるかも、と思い、今回4.17.4を用意しました。
4.17.4でもやはり4.17.0とは異なっているというご試聴の結果は、残念なような安心したような微妙なところです(^^;。残念な点は、音質の変化の要素がまたわからなくなったということです。安心した点は、古いコンパイラバージョンに縛られる必要がなくなり、これまで通り趨勢の変化に追従して進化していけるということです。
ただ、「あまり時間が取れていないのですが」と書かれていました。もしよろしければ、まだしばらくこの先行版の状態にしておきますので、どこかで改めて比較してみていただけないでしょうか。おそらく集中できる環境と気力(?)が必要で簡単なことではないと拝察しますので気軽にはお願いしづらいのですが、急ぎませんのでできましたらお願いします。
音質については、折に触れわたし個人としては「ある一定以上のレベルであれば、良いか悪いかではなく、好きか嫌いかだ」と思う旨、書いてきました。わたしの古いスピーカーB&W 802Dはツィータが特徴的で、登場当時には賛否両論がありました。実際にB&Wの取説には「そのうち耳のほうが慣れてくるから」と書かれています。あるいはデジタル音源とLPの音、半導体アンプと真空管アンプの音、A級アンプとAB級アンプの音、いずれもどちらの音質が良いか悪いかという話ではないと思っています。
また音質を左右する要素の話として代表的なのは、ケーブルによる音質差異があります。とくにデジタル系ケーブルや電源ケーブルなどについては最近では多くの方が音質の差はあると認知しつつも、差がある技術的な理由については、明確な共通認識には至っていないと理解しています。
それらを踏まえたうえで、TuneBrowserの音質差については、以前「TuneBrowserは高域を操作している」というデマ情報については明確に否定しましたが、逆に、出力データのバイナリレベルでの一致を確保した上でそういう自分の思う音質の操作ができたらどれだけ素敵だろうと思います(^^;。残念ながらそれはできませんので、このまま今回も理由が明確にならないとしたら、これまで通り、TuneBrowserのなかを通過していく大量のデータの精度に最大限の注意を払いながら、負荷変動を極力抑えるように開発を進めていくということになりそうです。
2021-01-31 23:32 #10133Chartreux参加者そうですね、聴いた時は時間もそうですが、万全の状態というわけでもなかったので、改めて聴いてみたいと思います。
「ある一定以上のレベルであれば、良いか悪いかではなく、好きか嫌いかだ」
これは私もそう思っていて、音質を判断するものは色々ありますが、今回のように特に質感が気になったのを除いて、基本的にTuneBrowserの音質には満足しています。
電源ケーブルやデジタル系ケーブルに関しては、オーディオを趣味や本気でやっていない、もしくはオーディオ歴がほとんどない方達からオカルトと言われる部分ですが、どうしても明確に理由を説明出来ないが音は変化するという以外言いようがないんですよね。
2月5日以降はしばらくまとまった時間が取れなくなるので、それまでには結果を報告する予定です。
2021-02-01 10:23 #10140hi-res参加者Tikiさん、
バイナリ一致ということですから、コンピュータのアプリケーションソフトであるTuneBrowserではこれ以上お考えにならなくてもいいのではないでしょうか、というのが私の思いです。
コンパイルの方法、あるいはコンパイラの違いといってもいいのでしょうが、それにより音源データー自体が変化するのであれば、つまりビットパーフェクトでは無いということであればこれは対策を考える余地があるでしょうが、少なくとも音源データ自体のバイナリデーターに全く変化がないのであれば後はTuneBrowser以降の系統の問題ではないかと思います。それはTuneBrowserから送られるデーターを受けるDACの違いによる問題とか、それ以降のアナログアンプやスピーカーの守備範囲に入ってしまうのであればTuneBrowserがどれだけ頑張っても音質の解決・変化にはならないんじゃないか、というよりそれ以上なす術がないと思うんです。ただ、バイナリ一致であってもTuneBrowserがOSのAPIを叩く段階で違いが生じるかもしれないとか、リアルタイム再生でのデコードに関わるというような点が生じているというような恐れがあると疑われるのであれば再生ソフトであるTuneBrowserの改善を考える余地は出てきますが、ここ10年ぐらいのPC環境(ハード・ソフト両面)を考慮に入れてその中で普通に音楽を聴く場面でそこまでの影響はあるのかな、と思ってしまいます。実際のところ、このトピックで話題になっている現行バージョンのTuneBrowserと先発のバージョンのそれとの違いは私には判りません。(^^ゞ
もっとも、私はバイナリ一致であれば絶対に音質変化は無いという意見に全面的に賛成しているわけではありません。世間には『やはり違うものは違う」という耳をお持ちの方は現にいらっしゃるのですから。しかしTikiさんがおっしゃっておられるB&Wのスピーカーのように劇的に音質を変えてしまう(B&Wが悪いという意味ではありません。JBLとTANNOYの音の違いはハッキリしているというような意味です)要素がある以上、良い音って一体何だろうといつも考えてしまいますね。これがオーディオの楽しくもあり辛い所でもあるのでしょうが結局はその人それぞれの好みに落ち着くのであれば再生アプリケーションに求められることは「ビットパーフェクト」しか無いと思います。音源データーに対して何も加えず何も削らない結果がビットパーフェクトではないでしょうか。
2021-02-01 14:10 #10141sambacancao参加者久し振りに書き込みさせて頂きます。
話題のTunebrowserのバージョンによる音の差異を私も確認してみました。
Tunebrowserのバージョン毎にWindows10のクリーンインストールした
イメージをリストアして確認してみました。
インストールして確認したのはVer:4.17.0・4.17.3・4.17.4です。
私も聴いた感じChartreuxさんのおっしゃる通りわずかですが中高域
辺りに差異を感じました。
違いは 4.17.0 ≒ (4.17.3 = 4.17.4) とこんな感じです。
音質はVer4.17.3 or 4はさらにリアルな音に近づいた様に思えます。
視聴環境は
DAC(終段改造)→ボリュームボックス→ボリューム無しパワーアンプ
→TANNOY(Turnberry GR)
ボリュームはH型600Ωを使用。やっと我が家の環境がDACからパワーアンプまで
600Ω定インピーダンスのフルバランス転送が整いましたので
今回視聴結果を書き込み致しました。失礼いたします。
2021-02-01 21:53 #10144Tikiキーマスターご意見・ご感想、ありがとうございます。
ちょうど今日、インプレスのAV Watchにおいて藤本健氏の「「オカルト話をぶった斬る」から20年。デジタルオーディオは厄介で面白い!」が掲載されましたね。まるでこのトピックでの議論に合わせたかのような話題ですこし驚きました。CD-Rが活躍していたころのCDとCD-Rの音質のちがいや、デジタル系ケーブルの音質のちがいの話題を振り返られています。
hi-resさんにおっしゃっていただいた、ソフトウェアの果たすべき責任はビットパーフェクトの出力を行うところまでではないか、というのは、たしかにその通りと思います。
それ以外に、わたしがとくに気にしているのは、上にも書いたように処理の負荷ですが (AVX2版を出したのもそれが動機です)、これにしても、絶対的にその方向が正しいという話はありません。
- 処理の負荷を気にしている、なんて、Active Backgroundのような無駄の極致みたいな機能をつけておいてよく言う、と思う方もおられるかもしれませんが、そこはこれまでにもお話ししているように、音楽の楽しみとのトレードオフです(^^;。不要なら機能をオフにすることができます。Active Backgroundをオフにして、デスクトップ表示もやめて、ネットワーク関連の機能も切って、TuneBrowserを最小化すれば、ほぼよけいな機能は動作しなくなります。ついでながら、TuneBrowserは自身が最小化されたことを検知すると、より抑えた動作に切り替わるようにしています。
こちらのトピックで、PCとDAC機器で接続されているグランドラインの影響の話を紹介しました。わたしにはそれが正しいと断じるほどの知識はありませんが、なにをやっても音は変わるという世界ですから、影響はあるかもしれないとも思います (わたしの使用しているUSB DACにはガルバニック・アイソレーションが搭載されていて、そういうこともDACの性能のひとつとして気になります)。
むずかしいのは、たとえばケーブルの世界であれば、金メッキなら、ロジウムメッキなら、あるいは銀線なら、といった観点である程度傾向が認知され嗜好を反映することもできつつありますが、ソフトウェアの世界ではそういったわかりやすい方法論は見出せそうにないということです。さらにやっかいなのは、(ときどき思うのですが) 処理負荷を下げたほうが良さそうに思えるこの話も、逆に上げたほうが良くなると感じる可能性も否定できないことです。これは、べつのトピックで触れた例のように、リサンプル処理でサンプルレートを上げたほうが良いのかどうか、という話に似ています。あるいは、これは極論なのかもしれませんが、ディザの概念のように、多少の高周波ノイズが入っていたほうが、聴きやすい音と感じる方もおられるかもしれません。
「データを正確に取り扱う」という以外には絶対に正しいと言える方法論がない状況で、結局は、皆さんにおっしゃっていただいたように、わたしはわたしの思う方向に開発を進めていくしかないなと思います。
2021-02-02 13:11 #10149serenity参加者こんにちは
4.17.4先行版はかなりいい線いっている気がします。4.17.0と4.17.3のいいとこどりのような感じで、というか4.17.4に合わせてオーディオをチューニングしてしまったという状況です。あまり難しいことは分かりませんが、4.17.4を見捨てないで欲しいと言うお願いでした。
2021-02-02 20:15 #10150Chartreux参加者こんにちは、色々な意見が出ていますね。少し長くなると思いますが、とりあえず今回比較した結果を報告したいと思います。
メインで比較したのは4.17.0と4.17.4です。結果から言うと4.17.4も4.17.0に負けないくらい良い音でした。多数の楽曲を1曲1曲丁寧に比較試聴しましたが、4.17.4の方が良いという場面もいくつかありました。総合的に見ると私は4.17.0の方が良いと判断しましたが、正直4.17.4の方が良いという意見が理解出来る程には拮抗していると感じます。このレベルだと好みの差と言えると思いますし、仮に4.17.0と4.17.4のいいとこ取りをしたら、不満な部分を見つけようと思っても難しいと思います。
念の為4.17.3も最初と最後に聴いて今まで感じていたのが気のせいではないか確認しましたが、その部分に注視していなくても自然と気になってしまうので、結果だけで見れば以前のコンパイラの方が良かったということになりますが、これは今のバージョンでの結果論であり、コンパイラが変わって数ヶ月のことなので、今回良かったから以前のコンパイラで今後もやってほしいということではありません。例えば今後しばらくのバージョンアップの間、以前のコンパイラと現在のコンパイラの2通りのバージョンを出して、それをずっと比較試聴すれば答えが見えてくるかもしれませんが、それはいくらなんでもありえない選択肢ですし、当たり前ですが今後どちらを使っていくかはTikiさんが決めるべきことだと思っています。
それとソフトに求められるのはバイナリ一致、ビットパーフェクトだというのは理解出来ますが、例えばそれを満たしているから音質のことは気にかけなくていいという考えには賛同出来ません。現在もそうかは知りませんが、そういうソフトも実際にあるなかで、TuneBrowserの方が高音質だと感じますし、その理論で開発、更新を続けた場合と、音質を気にかけながら開発、更新を続けた場合、その後の音質差は決定的なものになるだろうと私は思っています。何故そう思うのか、何故そこまでこだわるのかという理由は今までの経験からということになってしまうのですが。
他のビットパーフェクトソフトを使用して音の違いを感じなければそういう風には思いませんが明確に感じますし、その他にもCD音源を使用し、WaveとFLAC、WaveとMP3 320kbpsの違いを何度かブラインドテストしたこともありますが、その時は全問正解出来ましたし、Webでのブラインドテストも20回程やったことありますが、その時も全問正解出来ました。その時に気になったからブラインドテストを行ってみただけで、聴き比べがしたかったり、テスト結果を自慢したい訳ではなく、出来るだけ高音質で音楽を楽しむ為にオーディオをやっているので、一度試して違いが分かったという事実だけで十分なので最近はテストしていません。ハイレゾ音源は当時持っていなかったので、ブラインドではありませんが44.1kHzとアップサンプリングしたものを聴き比べた時はアップサンプリングしない方が好みでした。そういう理由があって今はアップサンプリングなどはせず、全てWaveにすると決めてそうしています。その他にも電源やらケーブルやらインシュレーターやらで音の変化を感じることは出来るわけですが、要するにこういったことで違いを感じるのに、ソフト開発していく中でビットパーフェクトだから何をしても音の変化は起きないという風には考えられないということです。(別のトピックでも言ったことがありますが、私は詳しくないので具体的にどこがどうといったことは言えません、なので根拠のない妄言と言われても仕方ないということは理解しています)
今回はたまたま気になる部分があったので別のバージョンも聴いてみようとなっただけで、聴き比べなんて楽しくないですし、疲れるだけで音楽を楽しむのには基本的に不要なのでしませんし、TuneBrowserを使用し始めてから数年経ちますが、他のソフトは気にならないくらい高音質なので純粋に信用しています。(今回はもちろん自分が言い出したことなので、聴き比べするのに不満はありませんでしたし、本気で行いました)
仮に今後もバージョンアップを何度も重ねているのにずっと音質で気になるところがある、ということになれば何か決定的な要因があるのではないか (今回でいえばコンパイラの違い) と思うかもしれませんが、結局のところ私がどうこう言っているのは参考程度に留めておいてもらって、今まで通りTikiさんが思うように開発してもらえればいいと思っています。
2021-02-03 22:40 #10159Tikiキーマスターこんばんわ。
検証とご報告、ご意見、どうもありがとうございました。
コンパイラによって音が変わっているというご報告は、藤本健氏の言われているようなデジタルオーディオのオカルトネタがひとつ (やっかいなところで) 増えたという感じですね。念のために申し上げておくと、同氏は「オカルト」という言葉を使われていますが、決して否定的なものではなく、前回ご紹介した記事にもあるように、それをオーディオのネタのひとつとして楽しもうというスタンスに立たれていると理解しています。わたしも同感です。
同氏の記事のタイミングと同様に、まるで今回の議論に合わせたかのように、日本マイクロソフトのJapan Developer Support Core Teamから1月21日に以下のブログ記事が公開されていることに気がつきました。
この記事では、TuneBrowserが全面的に使用しているC++という言語については、同一のソースコード、同一のコンパイラを適用した場合、動作や機能は同一だとしても生成されるバイナリは同一とは保証されない、バイナリ内部のタイムスタンプや乱数的要素だけでなく、そもそも「決定論的ビルド」がサポートされていないと説明されています。
最近のC++コンパイラは、CPUのSIMD拡張と合わせて極めて高度な最適化を行いますので、決定論的ビルドが困難であることは理解できます。そして現在のTuneBrowserのソースコードは、コンパイラの進化に合わせてその最適化をできるだけ引き出せるように考慮した構造になっており、とくに性能に機微な部位はソースコードの変更のたびに生成されたアセンブラコードを確認するようにしています。
その経験から「ビルドのたびにバイナリコードが変わっている」という事象を目にしたことはほとんどなく (じつは数年前の数か月間その現象に悩まされた経験はあるのですがいまは解決しています)、生成されたバイナリコードはそれほど変動するものではないと思うのですが、わたしがアセンブラで確認できるのは本当にコアな処理の一部であり、その物量からとても全体を確認することはできません。つまり、ビルドのたびにバイナリコードが変動するリスクが発生します。
どうすべきでしょうか。ビルドしてリリースするたびに、「今回は音がいい」「残念、今回はもうひとつ」と一喜一憂していただけばいいのでしょうか (皆さんがそうではないと言われていることは重々承知しています。これは単に自問自答です)。
ASIOドライバが受けとったデータも含めた今回の検証で、こうした結果は、わたしの意思・技術力・開発行為とは別のところで発生していて、ケーブルの材料のように開発者の意思で選択できるようなものではないということはご理解いただけたのではないかと思います。そのような言い方をすると何となく責任逃れのような感じがして自分でも気持ちの良いものではありませんが…。
いっぽうで、今回の議論で、わたしの開発したソフトウェアがこのように高度な (=趣味性の高い) 領域での音質の議論ができる再生能力を持つに至ったことに、(へんかもしれませんが) 感慨も感じています。10年以上、良くなろうと念じながら自分の全力を投じて開発をつづけてきたわけですが、それは地道にデータの精度と処理に気を遣って改善する活動であって、決して「ここをこうして高域の質を上げてやろう」とか「低域を膨らまそう」とか、そういう音質選択的活動ではありませんでした。にもかかわらず、今回の議論ができるということは、ある意味その地道な開発の結果のひとつの現れなのかなあとも感じています。
コンパイラのバージョンは、上のマイクロソフトの説明から決定論的ビルドが保証されない以上、あまり強くこだわっても仕方がないのかとも思います。当面は4.17.4で使用したコンパイラを使用しますが、その結果として趨勢の進化から取り残されるようになるのも本意ではないので、必要があればバージョンは変更すると思います。
2021-02-04 00:47 #10161Chartreux参加者こんばんは。
私はその記事も知らなかったわけですが、面白い?偶然もあるものですね。
今回の件で余計な悩みを与えてしまったかなぁと後悔もあるのですが、
ビルドのたびにバイナリコードが変動するリスクが発生します。
どうすべきでしょうか。ビルドしてリリースするたびに、「今回は音がいい」「残念、今回はもうひとつ」と一喜一憂していただけばいいのでしょうか
ここについては、正直ある程度仕方ないと思います。同じ環境、機器構成で同じ聴力でもない限り (つまり実質ほぼ不可能)、当然感じ方は変わってくると思いますから (逆に変化を感じないこともありえますし)、この機器ではこのバージョンが良いバランスに聴こえるけど、この機器だとこっちの方が良いということは全然起こりえることだと思います。UWP版以外のユーザーはバージョンを選べるわけですし、次回以降の更新まで今気に入っているバージョンを使っていればいいというのもありますし。
なら今回の件も私がそうすればよかっただけなのに、このトピックを立てた私がこういう風に言うのはおかしいのですが、何か音が大きく変化しそうなことがあったのかなというのを単に確認してみたかったという興味本位的な部分があったのですが、結果的に想像以上に悩ませることになってしまい申し訳ないなと思っています。
高域をうんぬんだとか低域をうんぬんだとか、そういった音を意図的に変化させているといったことは、ほとんどのユーザーは考えたこともないんじゃないかなぁと思います。それと今までこういった音質系のトピックでここまで深く掘り下げることはなかっただけで、それだけの優れた再生能力はもう随分前からあったと私は思っています。それはずっと気を使って丁寧に開発した末に得たものなんだろうと思っています。それ自体、私が想像する以上に大変なことだと思うのですが、もうなくてはならない存在ですのでそのことに心から感謝しています。
私から言い出したことですし色々と言いましたが、あまり気に病まないでいただけると幸いです。
2021-02-04 21:31 #10166Tikiキーマスターこんばんわ。
Chartreuxさんが最初にご発言された以降の流れは、大変困惑させてしまったことと拝察します。「音変わった?」→「処理ミスってました」→「治りました」となればよかった(?)のですが、結局「再生系の処理は変えていない」し「出力データもバイナリ一致している」ということで、デジタルオカルトの領域に入りました。
じつは以前にも何度か同様のご指摘はいただいていました。それらはいずれも「良くなった」というお話しだったのと、その都度大きめの処理改善があったと記憶しているので、そのご説明をして、出力データは変わっていないことを認識しつつも、それ以上は深く突っ込まずにきました。それは突っ込んだとしても、このトピックでこれまでご説明してきたように、音質操作の所作ではなかったからです。
今回はご報告の内容から問題として取り組んでここまで来たわけですが、正直なところ途中で心が折れそうになったことは事実です。ただ一方で、TuneBrowserを信頼してご利用いただいているユーザーの方々に、わたしがどういう考え・スタンスで開発を行って基本的なTuneBrowserの品質を確保しているか、そしてその結果であるTuneBrowserはバージョンやチャンネルにかかわらずバイナリ一致するデータを出力していることを改めてご説明する機会となりました。
そして最後に、デジタルオカルトの話が残りました。というか、デジタルオカルトの話はやはり存在しているのかも、と多くの方々に印象づける結果となったのではないかと思います。できればそれを、趣味の一環として楽しんでいただけるようになれば良いのですが。
2021-02-04 23:21 #10167Chartreux参加者こんばんは。
確かにそういう流れであればすっきり解決してよかった?のかもしれません。それか私がバイナリ一致しているという発言に対して、その時点で納得し、それ以上追求?するべきではありませんでした。4.17.4の聴き比べは私が立てたトピックですから、投げ出すわけにはいかないと思い実行して、その報告だけでよかったのにそれ以外にも色々と自分の考えを強く主張してしまったことはよくなかったことだと反省しています。
私自身はそういうオカルト的な面も音の変化はあるとして受け止めてオーディオ環境を考えたりしていますが、ソフトウェアでバイナリ一致しているという時点で、Tikiさん側からすればそれ以上出来ることもないし、音の変化があるとしても説明のしようがないというのをちゃんと理解して、私の気持ちうんぬんや考えは必要なく、そこで終わらせるべきでした。あとは自己完結してどのバージョンを使っていくか選んでいけばよかっただけだと今思っています。
今回は私の余計な発言でTikiさんに大きく負担をかけ、悩ませる原因を作ってしまったことを反省したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。その他の方にもTikiさんの心配をさせてしまったり、不快な思いなどさせてしまったかもしれません、申し訳ありませんでした。以後なにか発言する必要がある場合には気をつけさせていただきます。それと今回は正解の見えない話に付き合っていただきありがとうございました。
2021-02-05 01:03 #10168ukat参加者TuneBrowserは音質的優位から数年前から使わせていただいていますが、私自身は少なくとも「悪くなった」と感じたことはありませんでした。このトピックで(その前に某掲示板の書き込みを見た時点で)疑心暗鬼になり過去のバージョンを試してみたりと不安になりましたが、バイナリ一致で安心したクチです。
Tikiさんのソフト制作者としてのご心労は門外漢の私には計り知れませんが、バイナリ/データ一致という帰結を得たことは、当該ソフトの信頼性をより高める結果となったのではないかと思います。
再生環境をPCに完全移行した自分のオーディオ趣味において、TuneBrowserはなくてはならない生命線です。Win10移行時のドタバタで他の再生ソフト(無料)も試したのですが、TuneBrowserとの音質差に唖然としたものです。
TuneBrowserが利用出来なくなるというのは、およそ想定し得る最悪の事態と言えます(^^;
手前勝手ですが、Tikiさんに開発を継続いただけていることに心からの感謝を贈ります。
2021-02-05 08:58 #10169akasatana参加者お邪魔します。
個人的にはこういう議論は好きなんですが荒れる可能性を考えると…
それぞれ好きなバージョン使えばよろしいのではという結論になっちゃいますね。
バージョン違いで結構音が変わったって感じる時あります、TuneBrowser。
それにPC側…Windowsの方に原因があるかもしれませんしね。アップデートで何かが変わるとか。AVアンプ関連(頭が切れるってやつです)でバージョン変えて検証してた関係で私は4.15.4のままですが
最近のよりまったり聴くにはこの辺のがいい気がしてるのでそれからバージョンの更新はしていません。
スピーカーがそんなに詰めていくものではないせいもあります(ハーベスです)精々このバージョンはこんな感じ。くらいに留めておいた方がいいのではないでしょうか…
あまり作者様を悩ませてもと思いますので。(機能の不具合とかなら別だと思います)このバージョンの音はこんな傾向、みたいな意見はとても参考になるのでありがたいです。
2021-02-05 13:48 #10170mohhira参加者私は、いつも聞いている全く同じ再生音(TuneBrowser、または他の再生装置)を聞いても日によって、
あるいは体調によっても違って聞こえることはたまにあります。人間の耳ですから当然かな?と…
だからということではないけどTuneBrowserがバージョンによって音が変化するということは基本的にはないのでは?、
と私は思っています。
2021-02-05 21:55 #10173TikiキーマスターChartreuxさん、どうかそのように謝らないでください。Chartreuxさんには、過去幾度も窮地を救っていただき、大変感謝しています。これからも助けていただけると大変うれしく思います。m(__)m
皆さん、ご意見・ご声援ありがとうございます。個別に返答できずすいません。
今回の件以前から申し上げていたように「機能をざくざく追加していく」フェーズはひと段落してペースダウンはあると思うのですが、TuneBrowserはシェアウェアにしたことも含めて「いかに継続するか」を大切なポイントと考えてやっています。そのためには開発環境の更新もつづけていく必要はあるのですが、現在のところTuneBrowserの開発を止める予定はありません。
それはそれとして、TuneBrowserは、オーディオに関する道具のひとつのつもりですから、音質の議論ができないというのも残念な話です。ukatさんが紹介されたようなべつの場所で、というのもあるでしょうが、今回TuneBrowserの内部だけでなく出力したデータを外部で受信して検証する仕掛けを整えましたので、客観的に評価・検証できる範囲での疑義があれば、今後もここでお知らせいただければと思います。
2021-02-13 08:21 #10227TBLover参加者どうかご無理なさらず、楽しんで開発されてください。参考になるかもしれない情報ですが、
客観的な指標として、音源WAVEファイルとアナログ出力を外部DACで録音したWAVEファイルを自動比較できるソフトがあります。天体写真の精密比較用ソフトを開発された方のプロジェクトのようで、Audio DiffMakerやdiffrogramより自動化されていて使いやすいらしいです。
DeltaWave Audio Null Comparator
2021-02-13 12:09 #10228Tikiキーマスターこんにちわ。
ご紹介いただいたシステムは一度アナログ出力した波形を元のデジタルデータと自動で照合できるのだとすると、オシロで言うところのトリガの仕掛け(解析)がよほどうまくできているのですね。ちょっと驚きました。
ただ、わたしが「客観的に」と言った表現が、どうも良くなかったかもしれません。音質の変化に関するわたしの考えはこのトピックの#10144, #10159あたりに書いた通りです (いずれも長文で恐縮です)。TuneBrowserが出力しているデータがバイナリレベルで完全に一致している状況で、ご紹介いただいたシステムによってバージョン間で波形の差異が確認できたとして、そして旧バージョンのほうが多くの人にとって好ましかったとして、ここまで進めてきた検証と議論に沿うと、結局のところここで開発を終了して、すでにリリース済みのTuneBrowserをご利用いただくようにする以外には現在のところ策がありません。
「客観的に」と言いながら曖昧な言葉になってしまっていて申し訳なかったのですが、いまのわたしに対応ができそうなのは、あくまでTuneBrowserというソフトウェアから出力するデータに差異があれば、ということになりそうです (なんとも味気ない話ですいません…)。
それはそれとして、どうしても一オーディオ好きとして好奇心はあります。実際には、どうなんでしょう。ここで皆さんが聴き分けられたような音質の差異は、本当にこのシステムによって確認できるものなのでしょうか?
以前こちらでお話ししたように、わたしは人間の聴覚は計測器の出力よりも遥かに敏感であると思っています。これは、そこに書いたように、点検や探知業務などで、測定器の表示ではなく耳で検知している職業の方々と知りあう機会があったときに痛感した話です。今回皆さんが話題にされているような音質の話は、そういう領域の話ではないかという気もします。
結果を知りたいような知りたくないような。結果に賭けられているものが大きいので、やっぱり作者としていまは知るべきではないかもしれませんね。ここではなくわたしの知らない別のところ(?)でそういう検証の議論がされると面白いのですが。
2021-02-13 12:13 #10229Tikiキーマスターそれと、悩みに悩んだのですが、現在先行版として公開している4.17.4は、正式版にはしないことにしました。ご利用の方によっては音質の差異が認められていることは承知していて、それを否定するものではないのですが、やはり作者としてはリリースの意味が明確に説明ができそうにないので…。
ご了承ください。
2021-02-13 16:28 #10230ukat参加者Tiki様
こんにちは。
>#10229に関しまして、私も現4.17.4はあくまで試験的リリースとして捉える方が筋が通っていると思います。
別のところ(?)での議論もこちらのトピックの経過に合わせて落ち着いているようです。お気になさらなくて良いと思いますよ(^^)
2021-02-13 20:26 #10231hi-res参加者Tikiさん、
TuneBrowserという秀逸なデジタル音源再生ソフトをご提供くださって本当に有り難うございます。今では一日にTuneBrowserを6時間以上立ち上げて使わせていただいております。
さて、このトピックの流れは結局のところオーディオという趣味のファクターに軸足を置いたことになっていると思うんです。私も高校生の頃からジャズやクラシックが好きで、それを少しでも「良い音」で聴きたい(当時は好き嫌いという以前に善し悪しということを問題にしなければならない状況でしたから)という欲望からいつの間にかオーディオを趣味とするようになって今に到っているのですが、私の現在の結論は音の善し悪し、あるいは音の好き嫌いはアナログの分野で左右されるのであって、デジタル分野(再生ソフト)ではこのトピック内でも発言させて貰いましたが、「ビット・パーフェクト」が実現されているのであればそれ以上もはや為すことはないのではないかということで落ち着いております。
「出ている音の好き嫌いは別にして」デジタル分野(再生ソフト)では現時点でビット・パーフェクトこそが至上目標だと思います。これを抜きにしては話は進みません。もっとも既に申し上げたように、リアルタイム再生でのデーター処理において音質に変化が生じるということはあるでしょうが、それにしたところで192kHz / 16bitのwavで6Mbps強、普通の44.1kHz / 16bit (CD音質)ならば1.4Mbpsです。映像ならば30Mbps(Blu-ray)を超える再生を今のPCなら楽々こなせているのです。USB-DACのレイテンシーが問題になるかもしれませんが、USB-DACのレイテンシーが遅くても再生には全く問題になることはないと私は思っています。またそれは再生ソフトの責任ではありません。
既にTikiさんが試されたように、私のところでもTuneBrowserは、ソースとそれを再生されたデータを比較してビット・パーフェクトであることを確認しています。TuneBrowser内蔵のCDリッピング機能もビット・パーフェクトを確認しています。もっとも私はCDリッピングには「dbpoweramp」を使っていますが(^^ゞ、それは特化有料ソフトならではの便利さがあるからです。
とにかく私としては今のTuneBrowserから出力される音には十分満足していますし、後はそれこそいくらでも音質を変えられるアナログ分野(アンプ、スピーカー、USB DACを含むD/Aコンバーター)で楽しんでいきたいと思います。
もう一つ、これを言うと賛否両論でフォーラムが荒れてしまう恐れがありますが、私はケーブルで音が変わるということなどには懐疑的で、音質変化を経験したこともありません。変わると言われる方もいらっしゃいますから否定は出来ませんが、逆に自分で体験したことがないので首肯しかねるのです。「お前は耳が悪い」と言われれば反論も出来ませんが……。自分の体調で音が変わるという経験はありますが…。
今後デジタル音楽の行方がどうなるのか判りませんが、現時点において音質に関してTuneBrowserは「パーフェクト」と喜んでいます。VSTプラグイン実装とか(しつこい!(^^ゞ)、インターフェースにまつわるユーザーの勝手な要望の方に御労苦を割いていただけたらと思う次第です。m(_ _)m
勝手なこと書きました。お許しください。
2021-02-13 21:41 #10232ukat参加者隙あらば(?)スピーカー買ったり売ったりのハードわらしべ万年金欠ヲタクですが
私もケーブルでの音の差はワカリマセン(汗
ケーブル類と再生ソフトは「定点」と考えています。
でないと何を基準にすればいいのか分からなくなります。
オーディオの愉しみ方も人それぞれでいいと思いますが
何処とは言いませんがやたら他人にケチを付けたがる人もいますね。
ここにいる方たちは皆さん大人なので大丈夫でしょう。
2021-02-14 11:29 #10234TBLover参加者DeltaWave Audio Null Comparatorは音源とその録音WAVEファイルの位相角度の変位という形でジッターを測るのだと思います。あるPCオーディオ研究サイトにはTuneBrowserを含めて数種のピットパーフェクトな音楽再生ソフトの測定結果が載っています。グラフでは一目瞭然に違いが分かります。
私はTuneBrowserの優れたブラウザー機能、タグ編集機能、音源管理能力に惚れ込んでおり、再生機能もジッターフリーまで精密化できればそれは素晴らしいことですが、最も期待するのはTuneBrowserという名称の通りブラウザー機能の充実です。プレイヤーに特化して機能削減によるジッターフリーを目指すソフトもありますが、TBはリッピングを含めた複合機能を持つ総合ソフトとして開発頂けると幸いです。
2021-02-14 11:37 #10235sambacancao参加者おはようございます。
アナログ部分でのケーブルやコネクタで音質が違うのは
納得がゆきますがゼロ・イチのデジタルの世界でなぜ
デジタルケーブルや再生ソフトで音が違うのかはいまだ
納得が行きません。
ただ聞いていて違うのは事実なので理屈抜きに受け入れて
おります。
注意しなければいけないのは自身で違いが判らないものに
ついて(ケーブル・コネクタ・ソフト等々)は絶対に手を
出してはいけない事です。
意志を強く持って音楽鑑賞(オーディオ)を楽しみたいと思います。今回のTunebrowserのバージョンについても同じです。
(4.17.0 ≒ (4.17.3 = 4.17.4)ですのでVer4.17.4は
Tikiさんの仰るテスト版という扱いに納得同意いたします。
Tunebrowserのインターフェースは多機能ではあり
好きではありませんが音質についてはTikiが良いと感じる
感覚(感性)を支持いたします。失礼いたします。
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