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フォーラム TuneBrowser 感想・雑談 返信先: 感想・雑談

#9418
hi-res
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一月ぐらい前からビット・パーフェクトに凝り始めまして暇を見つけたらあれこれ遊んでいます(^^)。

一般のPCでどうやればビット・パーフェクトが可能になるのか、そしてその検証はどうすればいいのかということなんですが、ようやく目処が付いてきましたので書き込ませて頂こうかと思います。このようなことはTuneBrowserの利用者であればおそらく既に行われているだろうと思いますが、戯れ言とお許しください。

ビット・パーフェクトをやろうと思うと、「音源の再生ソフト」、「録音ソフト」、「無音カットを行う編集ソフト」、そして「原音源と出来上がった音源を比較するソフト」が必要ですが、一番苦労したのが「録音ソフト」でした。私はずいぶん昔から音楽編集ソフトには「SoundForge」を利用してきましたが、SoundForge Pro 10、同13、同14はいずれもビット・パーフェクトは不可。結局「Audacity」で録音することで可能となりました。詳しい方法はご要望があれば報告しますが、とにかくPCで鳴っている(というか、インターフェース入り口まで来ているデジタルデータ)音をビット・パーフェクトで録音できれば、ソースの音源との劣化の有無が判ります。

で、CDリッピングに際して私は普段はTuneBrowserのリップ機能を利用していますが、世間で大変評価の高い「Exact Audio Copy(EAC)」で抽出した音源との比較をやってみました。

しかし、その前にTuneBrowserは最終的にflacで抽出データを圧縮しますので、flacが本当に元のwavと同じになるのかを自分で検証してみたらwavと、flacにエンコードしてそれを再生したものとは完全にビット・パーフェクトでした。つまりflacはその名の通り完全に「可逆圧縮」であり、デジタルデータ的には1ビットも狂い無く元の無圧縮PCMデータと同一ということです。当たり前と言えばその通りなのですが自分でしっかり検証・確認することが出来ました。このことに関して「flacは劣化する。音が異なる」などの意見を耳にしますが、私としては再生ソフトの出来にも依るでしょうが、そのようなことは無い、つまりwavとflacはやはり同じ音であるという立場です。

話を戻しますが、結果的にはTuneBrowserでリップしflacにしたデータ(録音ソフトで録音してwavで出力)はEACでリップしたwavと完全に一致しました。もっとも、EACのウリはエラー訂正ですので全てのCDのリップに言えるとは申しませんが、私の手許にある10枚ほどのCDについていえば全部一致です。

ですからTuneBrowserのCDリップ機能は安心して利用させて貰うことが出来るという結論に到りました。

ご参考になれば幸甚です。

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