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Chartreuxさん、詳細な内容ありがとうございます。
ReplayGainを計算する際にログ画面が出てくると思いますが、1曲だけの時とまとめての時で何か違いはありますか?(例えばエラーが出るなど)
1曲だけの時でもまとめての時でもエラーは出てきませんし、違いもありませんでした。
ReplayGainは1曲ずつ計算するのとアルバムをまとめて計算するのだと音量に違いが出ます。
仰るように音量に違いがありました。
プロパティのタグで言うと<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>と<REPLAYGAIN_TRACK_GAIN>が同じ数字の場合はトラック単位で計算している状態で、アルバムをまとめて計算すると<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>が計算した全ての曲が同じ数字になり、<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>と<REPLAYGAIN_TRACK_GAIN>の数字に違いが出ます。
トラック単位の場合、<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>と<REPLAYGAIN_TRACK_GAIN>が全て同じでした。まとめての場合、<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>が今回は「-5.79 dB」とだけ表示され<REPLAYGAIN_TRACK_GAIN>には「-5.79 dB」とは違う数値が羅列されていました。
アルバムをまとめて計算してタグを見て、計算した曲の<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>が全て同じになっていれば正常に機能しています。
<REPLAYGAIN_ALBUM_GAIN>は今も申し上げた通り「-5.79 dB」とだけ表示されています。
その状態で再生すると1曲1曲が厳密に同じ音量にならない、となると思いますが、それは設定のReplayGain/トラックの継続性の設定から、ReplayGainの適用方法をトラックゲインにすれば解決出来ます。
ReplayGainの適用方法を「トラックゲイン」に変更した所、アルバムをまとめて計算でも全曲(13曲)均一に音声が再生されるようになりました。その証拠に一曲終わる度にリレー音がします。しかしReplayGainの適用方法を初期値の「アルバムゲイン/クリップさせない」に戻し、再びアルバムをまとめて計算させるとリレー音が曲の移り変わりで全くしなくなってしまい、音量が16bitと24bitの楽曲ではそれなりに違って聴こえてきます。本来「トラックゲイン」は1曲1曲を厳密な音量にする為の設定という事ですが結果として、この問題の解決という事で宜しいのでしょうか。ちょっと腑に落ちませんが…。