こんばんわ、Tikiです。
痛いところのご指摘です。(^^;
TuneBrowserのクロールの速度改善は、これまでにも何度かご要望をいただいてきました。これでも初期のころに比べるとだいぶ早くなったのですが、たしかにfoobar2000と比べると、まだ遅いかもしれません。
自覚している理由はいくつかあります。
- 利用しているコーデック(のソースコード提供元)の差.
- クロール中は明示的にウェイトを入れて、CPU負荷が上がりすぎないようにしている.
- 途中で動作を停止したときのために、ダンプファイル用の詳細ログをとりながらクロールしている.
- タグのデータを扱う部位と、GUIの部位の独立性が高すぎて、速度面では非効率なところがあるかも.
下の3点については、ソフトウェアの在り方に対する個人的な思いもあって、ユーザの方の利便性とのせめぎあいになっている部分もあります。堅牢になったとしても、それで使い勝手が落ちるようではあまりよろしくないですね。
性能面は、継続的に改善していきたいと思っています。
あと、これは言うまでもないことかもしれませんが、foobar2000は、素の状態の素っ気なさから見誤りがちになるものの、本当に高い技術力と経験に裏打ちされた、高度なソフトウェアです。音質とか、操作性とか、そういった個々の要素の議論は別にして、わたしはいまも、素晴らしいソフトだと思っています。