全体ゲインの動作について

フォーラム TuneBrowser 全体ゲインの動作について

  • このトピックには3件の返信、2人の参加者があり、最後にTikiにより2年、 3ヶ月前に更新されました。
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  • #12591
    nazu
    参加者

    最近全体ゲインを使用してみて気づいたのですが、44.1kHzと48kHzの16bitのみ、wavやflacで-6dB、-12dB、-18dBにするとDACの液晶表示が24bitになるのですが、そういうものなんでしょうか?それともこちら側の機器やドライバ、環境で変な挙動になっていそうな感じでしょうか?-3dB、-9dBでは32bitなので不思議に思っています。

    特定の音源だけというわけでもないですし、ASIOやWASAPIの共有、排他どれでも同じ挙動でした。全体ゲイン以外の動作は特に変なところは見つかっていません。

    正式版5.1.6 AVX2を使用しています、他のバージョンでは確認していません。よろしくお願いします。

    #12592
    Tiki
    キーマスター

    こんばんは。

    改めてソースコードを確認してみると、元データが整数型の場合(16ビットは整数です)、-6dB / -12dB / -18dBは整数型のままビットシフトの演算で処理しています。ご利用のDACはおそらく整数型は24ビットで受けるようになっていて、そうなっているのではないかと思います。

    -3dB等はビットシフトでは演算できないので、32ビットの浮動小数点演算で処理しています。ご利用のDACは、この浮動小数点のまま受信できるのでしょうか。そうであれば、TuneBrowserは浮動小数点のまま渡しますし、あるいは別の理由で32ビット整数で渡すような判断をしているのかもしれません。

    #12593
    nazu
    参加者

    それぞれ違う処理だから変わっているのですね、勉強になりました。

    ご説明いただき、ありがとうございました。

    #12596
    Tiki
    キーマスター

    こんばんは。

    結果としては動作が異なって見えるわけで、本当に処理を分けているのがよいのかどうか少々迷うところですね..。

    それから、これは補足情報ですが、TuneBrowserの内部は、PCMについてはすべて32ビットで処理しています。そのため、16ビットの音源であれば32ビットに拡張してからゲインの制御を行いますので、-6dB / -12dB / -18dBではビット落ちは発生しないようになっています。

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