返信先: 4.17.0以降の音質変化

フォーラム TuneBrowser 4.17.0以降の音質変化 返信先: 4.17.0以降の音質変化

#10086
ukat
参加者

どうやら寝落ちしてしまっていたようです。

驚きました。と申しますのは、左右バランスの感じ方について、今まさに私が直面していることだからです。TuneBrowserに限らず、YouTube音源にしても何にしても、左に音が寄って聴こえる場合が多いのです。現時点で考えているのは、私の場合、目は「右利き」で聞き耳は「左」だということ、これによって「目」で見たセンター位置は右目が優位となり結果として僅かに左に寄った位置をセンターと見ているため、必然的に視聴位置が左に寄りこれに伴って音も左に寄ってしまうこと、また、「耳」は聞き耳の左耳が優位となるので、結果的に「目」で見たセンター位置によって必然的に左に寄った音がさらに優位に聴こえてしまうのではないか、ということです。

そこで、先日スピーカーの位置と視聴位置をミリ単位で追い込み、物理的な視聴位置のセンターをバミり、そのセンター位置を常に確認しながら聴くようにしています。その結果、「目」で見た感覚ではセンター位置が左に寄ったように見えますが、実際には物理的センター位置で聴いているので、以前より音の左偏りが解消されます。それでもまだ聞き耳の左に僅かに寄って聴こえますが、これはまさに「気のせい」「先入観」ということになると思います。

今も寝落ちから覚醒した時点で回転チェアが僅かに左方向に回転していたので左に偏って聴こえました。目で見た感覚ではセンター位置(方向)は間違っていないように見えますが、チェアの方向を改めて確認してみますと左方向にズレて(回転して)います。回転方向のズレは特に高域の位相ズレに直結します。チェアをスピーカーが並ぶ平行線に対して垂直方向に向け直すと、高域の位相ズレによる聴感上の左寄りは解消します。

視覚にしても聴覚にしても、人の「感覚」というものはこれほどまでに当てにならないものかというのが実感です。

ちなみに当方視聴環境はNFLですので、センターの位置ズレや高域の位相ズレによる音像定位への影響は顕著です。

TuneBrowserのバージョン違いによる音の差に話を戻します。

改めて明記しますと、当方環境はデスクトップ版64bit Versionで音源はflacです。

4.16.0→4.15.2の後に4.17.3に戻して聴いているのですが、私には4.17.3の音が「正解」のように思えます。

4.15.2にしても4.16.0にしても、高域の「角」が取れた音、感覚的には「心地良い」とも感じますが、音楽の「緊張感」、リアルさは4.17.3が勝ります。

先の書き込みでは「破擦音が煩い」と書きましたが、改めて聴いてみますと歪み音にはなっていません。立つべき「角」が立っているといったところでしょうか。

こうした特性は音源の質を暴露します。そもそも低品質環境での視聴を前提とした音源では煩く感じる場合があります。

個人的には、高音質を標榜する音源管理ソフトとして、4.17.3の音を「是」とします。