4.18.2 (1573) : 2021/03/23
- ウィルスバスターが動作している環境でTuneBrowserが動作を停止する問題について, マイクロソフトストアからダウンロードしたUWP版で広範に発生しているようですので, その対策を試みました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善
- Album Viewのカラムを無効に設定すると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- 不定期に動作を動作を停止することがある問題を改善しました.
4.18.1 (1571) : 2021/03/18
- 4.18.0で行ったフォルダーツリークエリの変更は、新規インストール時にのみ適用されるようにしました.
- ASIOドライバに対するサンプルレート変更の失敗を無視する設定を追加しました.
- TBVS形式のファイルをエクスポートする際にはすべての情報を出力するようにしました.
- 内部で使用しているWindowsメッセージの形式を変更し、(体感はできないとは思いますが)動作を軽量化しました.
- Active Backgroundに表示する文字列が長すぎた場合の動作を改善しました.
4.18.0 (1569) : 2021/03/09
- 新たにKeyword Viewを追加しました. 選択されているトラックの関連タグ情報を表示し, クリックすることでそのタグ情報に合致する楽曲をAlbum Viewの専用タブ “Query Result” に表示します.
- Keyword Viewはデフォルトで表示するようにしていますが, バージョンアップ等で表示されていない場合は, 上部のメニューの「表示」-「ドッキングウィンドウ」-「Keyword View」で表示させることができます.
- このウィンドウの役割は, Album View上部の旧「Extra」ボタン (今回から「Query」ボタンに名称を変更しています) の内容を常時表示にしたものとほぼ同じです. そのため将来, 新「Query」ボタンはやめるかもしれません.
- Keyword Viewの背景には, 対象のトラックに関連する画像を表示します (設定で表示しないようにもできます).
- Keyword Viewの追加に伴い, 設定ダイアログボックスのTree ViewとKeyword Viewの設定を独立したツリー項目にしました.
- 以下の設定の変更の反映を高速化しました. 結果としてテーマの切替えも高速化されています.
- 色
- テキストのスタイル
- 各Viewの書式
- 各Viewの書式の保存に使用するファイル形式を変更し, さらに各Viewごとにファイルにエクスポートできるようにしました.
- ファイルの拡張子は tbvs です. 内容は一般的なYAML形式で, UTF-8+BOMありのテキストファイルです.
- スキルをお持ちの方は, 設定ダイアログボックスのかわりにこのYAML形式のテキストファイルを編集することで, 書式を変更することもできます (設定がわかりにくいことへのせめてもの対策です).
- エクスポートした, あるいは独自編集したファイルは, TuneBrowserのウィンドウにドロップすることで適用することができます.
- 各Viewの書式の行・カラムに有効/無効を設定できるようにしました.
- TuneBrowserが非アクティブのときにもマウスの動作に反応するようにしました. 設定によりこれまで通り反応しないようにすることもできます.
- ツリークエリの「フォルダーツリー」に設定していた特別なグループクエリを廃止しました. 設定ダイアログボックスでは, 簡単にこれまでと同様のグループクエリに戻せるようにしています.
- 高性能なPC (8論理コア以上のCPU + 16GB以上のメモリ) 環境で, 描画がよりスムーズになるように既定の設定を変更しました. これまで通りの描画性能にすることもできます.
- タグ編集時のコンテキストメニュー操作に「先頭から連番」に加えて「1から連番」を追加しました.
- ファイルの変換時にトラックのゲインを調整した場合, その記録として TB_GAIN_ADJUSTED_TOTAL / TB_GAIN_ADJUSTED_PREAMP / TB_GAIN_ADJUSTED_RG タグを記録するようにしました.
- 起動時に, データベースプレイリストファイルが存在している場合は内部プレイリストファイルに変換を促すメッセージを出力するようにしました (将来的には自動で強制変換します).
- VorbisCommentのRatingの読み込みについて1-5の値に対応しました. 書込みも1-5にするには設定変更が必要です.
- Lyrics Viewの標準クエリに $(READLRCFILE) を追加しました.
- PCがスタンバイから復帰した直後にSSDPに失敗する問題を改善しました.
- スライダーコントロールのマウス操作を改善しました.
- 新規インストールの場合, これまでの動作とは異なり, 既定の設定でトラックのダブルクリックで再生 / マウスの左ボタンでドラッグ&ドロップの操作が行われるようにしました.
- 多数のAlbum Viewのタブを開いているときの動作を改善しました.
- 内部CUESHEETが読み込めない問題を改善しました.
4.17.3 (1559) : 2021/01/03
- Album Viewの設定を変更すると, アクティブでないタブの描画が行われなくなる問題を改善しました.
- HTTP経由でファイルアクセスする際の処理を改善しました.
- CUESHEET内でTRACKから参照されていないFILE指定があった場合には読み込まないようにしました.
- 日本語環境以外の既定のCDDBとしてgnudb.gnudb.orgに対応しました. 日本語環境では引き続きfreedbtest.dyndns.orgを既定としています. いずれも設定で変更することができます.
- マイクロソフトストアの指摘に基き、再生デバイスの問題で再生できない場合のメッセージを明確化しました.
- このリリースは2020年にビルドしたものです. そのためCopyright等の年表記に2021が含まれていません. 次回のリリースで表記を更新します.
4.17.2 (1555) : 2020/11/03
- 標準フォントを変更する際のツールバーとペインの動作を改善しました.
- イメージ(画像)を拡大表示する場合の動作を変更し、メモリ上にはオリジナルのサイズで読み込んでおいて描画時に拡大表示するようにしました. 縮小表示の場合は, これまで通り描画時のサイズでメモリに保持します.
- 数千文字など非常に長い文字列を表示しようとした際の動作を改善しました.
- ウィンドウやジャケット画像の影がおかしくなっていた問題を改善しました.
- アルバム単位ではない全曲再生時に、トラックを選択して再生する場合の動作を、アルバムを選択した場合と合わせました.
- タブの名前を変更したあと、プレイリストとして保存した場合に、古いタブ名で保存されてしまう問題を改善しました.
- UPnP経由でプレイリストを再生する際に, 曲順が乱れてしまう問題を改善しました.
- 再生デバイスの無音/ウェイト指定の最大長を1000msから7000msに変更しました.
- Player Viewの表示に関するパラメーターを追加しました.
4.17.1 (1552) : 2020/09/23
- 対応する画像形式にWebPを追加しました.
- ご利用のWindowsにWebPをデコードするコーデックがインストールされている必要があります.
- Album Viewに固定の背景画像を設定したときに, 内容の入れ替えでの背景画像の暗転~明転は行わないようにしました.
- 「空のプレイリストは無視する」設定の既定値について、これまでYesであったものをNoに変更しました.
- Crawlerでの処理時にプレイリストが空かどうかの確認に処理時間を要する場合があるためです.
- 起動時にタブ内容を再現するかどうかを設定で指定できるようにしました.
- タブそのものの再現ではなく, タブ内容としてフォーカス位置や表示形式などを再現するかどうかの設定です.
- 日本語環境でのfreedbの既定値をfreedbtest.dyndns.orgに変更しました.
- コンテキストメニューの「ディスク上のファイルの削除」の位置を変更しました.
- 「Playback Queueの表示を同期する」設定をYesに設定していて, トラックを表示しない形式で表示している場合に, スクロール位置が乱れることのある問題を改善しました.
4.17.0 (1547) : 2020/09/01
- Tree ViewのノードをCtrl+クリックで複数選択できるようになりました.
- 複数選択の状態は, 次回起動時や操作履歴には反映されません.
- フォルダーツリーのノードを選択した場合に行っていた特別な動作は, 複数選択した場合はフォルダーツリーのノードだけが選択されている場合にのみ行います. 特別な動作とは、「データの更新」時の手動クロールと「エクスプローラーで開く」場合の動作です.
- プレイリスト一覧表示は複数選択できませんが, Ctrl+クリックの操作で現在のAlbum Viewに指定されたプレイリストを追記します.
- データベースプレイリストを廃止し, あらたに内部プレイリストファイルに保存するようになりました.
- 今回のバージョンでは, 保存済みのデータベースプレイリストはそのまま使用できます. タブを新規に保存した場合, あるいはデータベースプレイリストの保存操作を行った場合は, 内部プレイリストファイルに保存されます.
- 将来のバージョンでは, 保存済みのデータベースプレイリストをすべて内部プレイリストファイルに移行する予定です.
- TuneBrowserがクエリなどを介してタグデータからファイル名を生成する際のルールを変更しました.
- その影響で、このバージョンの初回起動時に、イメージキャッシュがクリアされます.
- トラックを選択した状態で, コンテキストメニューから「次に再生」の指定が行えるようになりました.
- 1つのアルバムに大量のトラック(1万トラック以上)が含まれる場合に描画が著しく遅くなる問題の対策として, 画面描画用のクエリは, すべて暗黙にCombine指定が行われるようになりました.
- その結果として, とくにアルバム単位の表示においてこれまでと異なった表示になる可能性があります. 表示が変わった結果、支障がある場合はフォーラムにてお知らせください.
- インターネット検索のメニュー構成を見直しました. また検索用のURLを(限定的ですが)設定で変更できるようにしました. 設定を行うにはURLエンコードなどの知識が必要です. またプリセットとしてgoogle/bing/baiduを選択できるようにしています.
- Windowsの標準的なDPI(96DPI)で起動する際の初期化を高速化しました (体感はむずかしいかもしれませんが…).
- TuneBrowserを起動中に, 管理対象となっているドライブがPCにマウントされると, 誤って小文字のフォルダ名で登録されてしまう問題を改善しました.
- プレイリストを表示する場合に, 不要に楽曲ファイルにアクセスして動作が遅くなることがある問題を改善しました.
- Player View上で右クリックによるコンテキストメニューから再生操作を行った場合に, なにも再生されない問題を改善しました.
- 設定のバックアップが長いパス名に対応していなかった問題を改善しました.
- クロール中などに管理していないロックファイルを発見した場合は, 終了時に削除するようにしました.
4.16.0 (1541) : 2020/07/25
- オフィシャルのタグとして新たにProvider (PROVIDER)を追加しました.
- これまで同様のタグとしてPublisher (ORGANIZATION) タグをサポートしており、これはレーベルなどを想定したものでしたが、これとはべつに、Providerは音源をどこから入手したものかを記録することを想定しています. たとえば “bandcamp” や “eClassical”、あるいは “HMV” といった内容です.
- ネットワークドライブ(NAS)のファイル更新検知の可否について、これまでは安全のため既定の設定で検知しないようにしていましたが, あらたにAutoの設定を設けました (今回のリリースでは既定の設定はこれまで通りNoにしています).
- Autoの場合, ネットワークドライブのSMBプロトコルのバージョンをチェックして, 更新検知するかしないかを決定します.
- SMBプロトコルのバージョンチェックのため, 設定時に1回だけ, TuneBrowserから管理者権限でPowerShellを起動します. その際にWindowsのユーザーアカウント制御の確認が行われますので, ご了承ください.
- この機能については, フォーラムにてご試用をお願いしています.
- ジャケット画像の上に、ジャケットマーク (Jacket Mark) を表示できるようにしました.
- ジャケットマークはAlbum Viewでジャケット画像だけの表示形式のときに、補助情報としてジャケット画像の上にテキストを描きます.
- おなじジャケット画像で, 内容の異なるアルバム(リマスターのちがいなど)を判別する用途を想定しています.
- 既定の設定では, テキストはJACKETMARKタグか, ALBUM EDITIONタグの内容を表示します.
- クエリの動作を高速化しました.
- Tree Viewのツリークエリのノードでの右クリックメニューからAlbum Viewに楽曲を送ったときに、新しいタブへの表示であれば, ツリークエリに設定されたグループクエリなどの内容を反映させるようにしました.
- Tree Viewのプレイリストのノードでの右クリックメニューからAlbum Viewに楽曲を送ったときに、プレイリストの内容が表示されるようにしました.
- Tree Viewのプレイリストのノードの内容をAlbum Viewに表示させたときに, そのプレイリストノードに設定されたグループクエリが適用されるようにしました.
- Album Viewのタブ名には, (将来の機能のため)ファイル名に使用できる文字だけが使用できるようにしました.
- メインウィンドウを最大化したときに, 最前面表示になる設定を追加しました.
- X_CREATETIMEタグを追加しました. ファイルシステムから取得したファイルの作成日時を保持します.
- 登録済みのファイルの情報は更新されません. お手数ですが, 必要に応じて右クリックメニューから「データの更新」を実行してください.
- Resamplerの設定にBase x16とx16を追加しました. なお現在は安全のために最大768kHzまでしか動作しないように制限しています.
- 内部で使用しているFFmpegで発見された脆弱性の問題の対策を行いました.
- プログレスバーを多重化するときの動作を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- タスク(非同期処理)の動作時に動作を停止することがある問題を改善しました.
4.15.4 (1538) : 2020/06/29
- 20chを超えるデバイスで再生する場合に, 21ch以上にはPCMの0を出力するようにしました.
- CUESHEETの書き込み時にPERFORMERタグが正しく書き込まれない問題を改善しました.
- クエリコマンド$STARを、他の%~%系クエリと混在させて使用する場合の動作を改善しました.
- Amazonへの接続を伴う機能を停止しました.
- Amazonへのアクセス申請時に, TuneBrowserというアプリケーションからの利用である旨を明示して申請したつもりでしたが, 6月25日付で規約違反のためAmazonサイトへのすべてのリンクを速やかに削除するよう連絡がありましたので, その対応を行いました.
4.15.3 (1536) : 2020/06/03
- 内部で使用しているFFmpegで発見された脆弱性の問題の対策を行いました.
- 多言語のテキストファイルの読み込み時、(BOMのない)UTF-8形式のテキストファイルの読込みを行い, 問題が発生した場合に現在のロケールでの読込みを行うようにしました. この対応は完全ではない可能性もあります. 問題があれば, フォーラムにてお知らせください. この動作が適用されるのは、非同期クエリによる外部テキストファイルの読み込みと、外部CUESHEETの読み込みです.
- 各Viewの背景とActive Backgroundで使用する画像の指定方法を変更しました.
- Playlist/Playback Queueの表示形式をトラック一覧系以外の形式にしていると, ダブルクリックしたときの表示形式の切替えがうまくいかない問題を改善しました.
- お送りいいただいたダンプファイルからの改善:
- Resamplerを使用中にチャンネル数が0などの破損した楽曲ファイルに切り替わると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.15.2 (1534) : 2020/05/25
- キーボードやタスクバーからのボリューム操作の分解能を向上させました.
- Tree Viewのフィルタ設定は、プレイリスト表示時にはプレイリスト名に適用するようにしました.
- ViewのBase/Wideフォントの適用基準を見直しました. とくに印欧語族系の表示が改善したのではないかと思います.
- UPnP Media Server機能において、プレイリストノードを展開する動作を高速化しました.
- Album Viewでのマウスクリックが空振りに終わってしまうことがある問題を改善しました.
- ReplayGainの計算結果の表示時など、Windowsのリストコントロールを使用して情報を表示するときに, 再描画が頻発して表示がちらついたり、動作が重くなることがある問題を改善しました.
- 1行のツールチップを表示するときに “&” のプレフィクス処理が行われていた問題を改善しました
- チャンネルゲインが0dBに設定された場合でも、ツールチップに以前のチャンネルゲインの値が表示されてしまう問題を改善しました
- 内部で使用しているFFmpegのバージョンを更新しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 内容が破損してチャンネル数が0になっている楽曲ファイルを再生しようとすると、動作を停止することがある問題を改善しました
- TuneBrowserの終了時などに動作を停止することがある問題を改善しました.
4.15.1 (1529) : 2020/05/01
- UPnPメディアサーバーの動作の改善:
- M-SEARCHに応答する際のUSNを変更しました.
- 知らないデバイスからのSSDPの通知を受信した際には、そのデバイスがM-SEARCHを発信しない可能性を想定して, TuneBrowserからもSSDPの通知を送出するようにしました.
- アルバム/トラック転送を(コントローラー側の要求に関係なく)分割して行えるようにしました. 既定の設定では100レコード毎の分割としています.
- 内蔵HTTPサーバーがファイル転送を行っている間は, OSがスタンバイ状態にならないようにしました.
- 内蔵HTTPサーバーが楽曲ファイルのファイル転送を行った場合も再生したとみなし、Tree Viewの「再生した順」に反映されるようにしました.
- HDCDデコード/De-emphasisの自動適用の既定の設定を有効にしました.
- CDの取り込みの設定、変換の設定ダイアログボックスに既定値(初期値)に戻すボタンを追加しました. フォルダ指定など一部の設定はそのまま維持されます.
- リサンプラ―を使用して不可逆圧縮形式の楽曲を再生していると, 曲の切替り時にノイズが発生することがある問題を改善しました.
- 連続した再生中に可逆圧縮/不可逆圧縮形式が切り替わった場合, ギャップレス再生は行わないようにしました.
- View内のスクロールバーのドットズレを改善しました.
- ウィンドウの操作が行えなくなることがある問題の対策を強化しました.
- 4.15.0から、先頭トラックにヘッダ/フッタに該当する情報がない場合に、それ以降のトラックのヘッダ/フッタの処理が適切に行われなくなっていた問題を改善しました.
- 楽曲ファイルを更新中にデバイスへのアクセスがハングアップした場合に、処理を中断したにもかかわらずリトライによって再度アクセスしてしまう問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 描画のリセットを伴う設定変更を行った場合に, Tree Viewがスクロールした状態にあると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- 子プロセスの起動に失敗して, その理由がERROR_ACCESS_DENIEDだった場合, セキュリティソフトとの競合が発生していると判断して, 一定回数のリトライを行うようにしました.
4.15.0 (1525) : 2020/04/05
- コンパイラ設定の見直しと, それに合わせた基本機能の処理の見直しにより, 生成されるコードの軽量化をさらに高めました.
- そのため, このバージョンから配布ファイルのサイズが大きく変わっていますが, 異常ではありません.
- デコード後の32ビット浮動小数点数の適用範囲を拡大し, 適用する場合にはデバイスのバッファ転送直前にデバイス要求型(通常は24または32ビット整数)に変換するようにしました.
- 以下の場合に32ビット浮動小数点数が適用となります.
- 元のコーデックが浮動小数点数でデコードしている場合(MP3/AACや32ビットWaveなど).
- 静的ゲイン設定で増加方向の加工となる場合.
- DSDをPCMに変換して再生する場合.
- Resamplerは引き渡されたデータ型に合わせて処理します.
- ボリューム調整は, デバイス要求型に変換する直前に行われます. これにより, クリップの発生するリスクを低減します.
- 以下の場合に32ビット浮動小数点数が適用となります.
- ファイルサイズを管理するX_FILESIZEタグを追加しました.
- 登録済みのデータは (このタグの使用頻度に鑑みて) 自動更新は行われません. 必要に応じてコンテキストメニューから「データの更新」を行ってください.
- これに伴い, クエリのタグ加工オプションKILO/MEGA/GIGAを拡張しています.
- 外部の歌詞ファイルの表示に対応しました. 新たに非同期クエリという機能を用意して実現しています.
- Image Viewウィンドウのリサイズができるようになりました.
- 関連画像フォルダとして, ユーザー指定のフォルダを追加できるようになりました.
- 評価(★)の設定をなしにした場合, 該当するタグを削除するようにしました.
- Lyrics Viewなど補助的なViewでカーソルキーなどが効くようにしました.
- 設定ダイアログボックスにおいて, テキストのスタイルのコピーを作成できるようにしました.
- Tree Viewでスクロール中に, 左上に「上へノードへの移動」ができる小さな上向き三角のボタンを追加しました.
- Album Viewでジャケット一覧系の形式で表示している場合, 再生中のアルバムジャケットの周囲にそのことを示す枠線を表示するようにしました.
- ジャケット画像が変更された際に, UPnP/OpenHomeコントローラーに対して, できるだけリアルタイムに更新情報を配信するようにしました.
- ただしコントローラによっては一部の画像は切り替わらずに古いままになるようです.
- UPnP/OpenHomeコントローラーに対するメディアサーバーとしての動作の汎用度を高めました.
- Album Viewのトラック一覧表示におけるヘッダ/フッタの最適化表示時に, 値が空の場合も考慮するようにしました.
- CDの取り込み時に, 高解像度の画像を入手できる可能性があるため, 手動でAmazonのサイトを呼び出せるようにしました. その際には, バーコードリーダーなどで, EAN(JAN)コードをあらかじめ入力しておくと, 確実性が高まります.
- CD-EXTRAの含まれたCDを取り込む際の動作を改善しました.
- (いまさらですが) デスクトップ版でもOSへのファイル拡張子の関連付けを設定するようにしました.
- バックアップ/リストアの動作を強化しました. キーボード設定をバックアップ対象に含めるようにして, 言語ファイルはバックアップ対象から外しました.
- 内蔵しているFLACコーデックのバージョンを1.3.3に更新しました.
- 内蔵しているEBU R128ライブラリlibebur128のバージョンを1.2.4に更新しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 環境によってテーマの切り替えに非常に時間がかかることがある問題を改善しました.
- ネットワーク含めた外部デバイスへのアクセス中に外部デバイスからの応答が停止した場合の動作を改善しました.
4.14.4 (1519) : 2020/02/18
- ReplayGainの精度を改善しました.
4.14.3 (1518) : 2020/02/17
- ReplayGainを「クリップさせない」設定にしている場合でも、クリップの発生することがある問題を改善しました.
- スペクトル表示の動作が遅くなることがある問題を改善しました.
- 英語版において、ファイルオープンダイアログボックスに「すべてのファイル」という日本語が表示されている問題を改善しました.
4.14.2 (1516) : 2020/02/11
- トレンドマイクロ社製品の問題について、対処療法案を思いついたので、適用しました.
- プロセスの初期化時のTLS (スレッドローカルストレージ) の割当てで一般保護例外を発しているケースが多いようですので、プロセス初期化時に割当ての必要なTLSの使用をやめました (これらのTLSはプロセス初期化完了後の必要時に随時割当てられるようになりましたが、その割当ての負荷については充分考慮しています).
- これに伴い、ASIO制御用プロセスを最新のものに戻しています.
- 効果があることを祈ります.
- ASIO APIの呼び出しで適切なOKを返さないドライバへの対応を行いました.
- CUEファイルから参照されている楽曲本体ファイルがデータベースに登録されてしまう問題を改善しました.
4.14.1 (1515) : 2020/01/29
- Microsoft Storeの要請により, バージョン情報(About)ダイアログボックスにこのサイトのプライバシーポリシーへのリンクを追記しました.
4.14.0 (1512) : 2020/01/27
- ゲイン制御の実施部位を, 再生時処理からデコード時処理に移動しました.
- 対象となるのは, 全体ゲイン / デバイス毎のプリアンプ / リプレイゲインの3つです (この3つをここでは静的ゲイン調整と呼びます).
- 逆に, 再生時処理で引きつづき適用されるのは, リアルタイム性を必要とするユーザーの操作によるボリューム / チャンネルゲイン / フェード制御の3つとなります.
- これにより, 静的ゲイン調整はあらかじめデコード時に行われるようになり, チャンネルゲイン未設定の状態で, ツールバーのボリュームバーをいちばん右側の0dBに設定しておくことで, 再生時処理ではフェード制御の200ms以外には演算が介在しないようになります.
- 再生中に静的ゲイン調整の値が変更された場合には, 自動的に再生を停止・適用・再開します.
- BitPerfect設定, DSD/DoP再生など音量調整ができない場合の動作はこれまでと同様です.
- またこれに合わせて, Player Viewのボリューム状態の表示(グラフ)は, 音量に関するすべての値が適用された状態を表すようにしました (DSD→PCM変換再生時のデコーダ内で行われるゲイン調整は除きます).
- 再生中のトラックの物理条件が切り替わった際のデバイス制御において、ゲイン調整のできない状況(DSD再生やビットパーフェクト再生)の場合は、ゲイン情報は判定対象に含めないようにしました.
- クローラの動作を改善しました.
- クローラーの処理ラインを見直し、ファイルの解析は並列処理で行い、データベース更新は1スレッドで行うようにしました. これにより, クローラーを並列動作させたときの全体のスループットが向上しました.
- クローラーが検出した情報の内部での再利用性を高め, さらにTuneBrowser内での各Viewへの配信方法を見直すことで、処理負荷を軽減しました.
- 手動クロールにおいて、ウィンドウの動作が固まったようになる問題を改善しました.
- Bit Perfect設定がStrict(厳密)からNormal(通常)に切り替わる場合, パルスノイズ抑制のため, 一時的にWell(ほどほど)に設定してフェード制御が行われるようにしました.
- 内部ログの不備により、スレッドの競合が発生した場合にごく稀に動作を停止する問題を改善しました.
- N秒スキップで曲の先頭よりも前に戻ろうとしたときに, 次の曲に移行してしまう問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- オーディオドライバがフリーズした場合に、予期しない状態を検出する問題を改善しました.
- タグ値にUTF-8として無効な値が含まれていた場合に, インターネットにアクセスする機能が動作すると動作を停止することがある問題を改善しました.
- アプリケーション終了中にクローラーの再起動を伴うイベントが発生すると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- アンカーからジャケット画像を表示しようとしたときに、表示するエリアがなかった場合に動作を停止することがある問題を改善しました.
- CDの取り込みや変換の動作の終盤で, 環境によって動作を停止することがある問題を改善しました.
トレンドマイクロ製品の問題対策のため、このバージョンではASIO制御を行うTBASIOHelperW.exeのみ4.11.5にダウングレードしています. このダウングレードはTuneBrowserとしての動作には問題はありませんが, トレンドマイクロ製品のフックDLLが起こす問題はこれに限らないため、他の問題は引き続き発生する可能性があります.
4.14.2でこのダウングレード施策は終了し、それ以降はつねに最新のものになっています.- このバージョンから, Windows 7は動作環境の対象外とさせていただきます.
- 4.13は欠番です.
4.12.3 (1502) : 2019/12/16
- 再生を一時停止させた状態で再生ボタンで再生を再開すると、CUESHEETで管理された一部のファイル形式(WavPackなど)で曲の切り替わりが検出できなくなる問題を改善しました.
- ID3v2ブロックが複数含まれたMP3形式のタグの取扱いを改善しました.
- ID3v2ブロックの拡張領域の取扱いを改善しました.
- RAMDecodeを有効にした状態で、再生中のファイル群を削除した場合に、削除されたはずの次の曲に再生が移行する問題を改善しました。
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- Crawlerが大量のファイル削除を検出した場合など, バースト的な更新が発生した場合に, フリーズしたようになり「予期しない状態」として検出する問題を改善しました.
- OSのGDIリソースが枯渇した状況で、TuneBrowserのタスクを実行すると動作を停止する問題を改善しました.
- ディスプレイがひとつも接続されていないPCで動作させていると、タイミングによって動作を停止する問題を改善しました.
- デコードスレッドが外部ファイルにアクセスした状態でフリーズした場合の強制停止制御を強化しました。
4.12.2 (1499) : 2019/11/25
- 32コアなど多数のコアを持つ持つCPUでクローラーの並列処理を有効にしていると, 想定以上に速度が低下して「予期しない状態」を検出することがある問題を改善しました.
- 大量の楽曲を管理している状況でのTree Viewのノード生成負荷を改善しました.
- CDの取り込みの実行時, PCにCDドライブが接続されていない場合にエラーを表示しないようにしました (Microsoft Storeからの指摘による変更です).
- タスクの並列化の設定で, 並列化を行わないようにする設定を追加しました.
- Ctrl+マウスホイールでの拡大の設定が次回起動時に引き継がれない問題を改善しました.
- 変換時にCUESHEET分割を指定した場合に、変換結果のファイル名にクエリが適用されてしまう問題を改善しました.
- CUESHEETを使用したアルバムに対して、ARTIST/ALBUMなどを空欄にすると, 最終トラック以外に “Unknown xxx”が書き込まれてしまう問題を改善しました.
- トレンドマイクロ社のTmUmEvt64.dllがフリーズしてしまう問題の対策を追加しました.
- その2: 特定のバージョンによるフックの検知と通知機構をさらに強化しました (これは, 依然として検知するだけでそれ以上はなにもできないのですが).
- その3: 強制的にスレッドを停止させる機構を強化しました (完全ではありません).
- アマゾンからの画像取得・情報表示について, 新しいPA-API v5に対応しました.
- アマゾンのPA-API利用ポリシーに整合させるため, 画像の自動ダウンロードの機能は廃止し, 手動ダウンロードのみとしました (Last.fmからの自動取得は引き続き動作します). 手動ダウンロードはイメージの管理ダイアログボックスから行うことができます.
- 新APIではEAN(JAN)コードによる直接検索ができなくなり, キーワードのひとつとして指定できるだけになりました. そのためバーコードリーダーとEAN(JAN)コードで管理されている場合は, ヒット率が下がる可能性があります.
- これまでの方法(PA-API v4)によるアクセス方法は, 11月末にサポートされなくなるとアマゾンから通知が出ています. 11月中にTuneBrowserの更新をお願いします.
- Currently, all functions with Amazon are valid on Amazon.co.jp (Japan) only. All other Amazon domains (countries) access rights have been stopped because of too few accesses.
4.12.1 (1496) : 2019/11/05
- グループ(複数のトラック)に対するクエリの動作を見直しました.
- 再生回数を強制的にリセットする機能を追加しました.
- 大量のトラックを選択した状態でAlbum Viewの “Extra” メニューを実行しようとすると, 長時間操作ができなくなる問題を改善しました.
- ファイルがごく短時間に変更・削除された場合に, データベースの不整合が発生し, 結果として変更が反映されなくなることがある問題を改善しました.
- トレンドマイクロ社のTmUmEvt64.dllがフリーズしてしまう問題の対策のひとつとして、特定のバージョンによるフックの検知と通知機構を追加しました (検知するだけでそれ以上はなにもできないのですが).
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- Crawler起動時のディレクトリチェックでストレージがフリーズしたときの対策を強化しました.
- とくにUWP版において, OSシャットダウン時にTuneBrowserが動作を停止する問題を改善しました.
- WASAPIデバイスの再生に失敗した後, 再び再生しようとすると動作を停止することがある問題を改善しました.
- OpenHome(UPnP)機能を途中で終了させた状態でTuneBrowserを使いつづけていると, 状況によって動作を停止する問題を改善しました.
4.12.0 (1491) : 2019/10/08
- デコードテストの機能が加わりました.
- トラックやアルバムを選択して, 右クリックのメニューから呼び出せます.
- 選択されたファイルに対して, 実際に再生することなく空デコードを行うことで, ファイル形式の異常がないか確認することができます.
- 実験的な機能として, オプションでPCM波形の検査を行うこともできます.
- PCM波形の検査を行い, 異常の可能性のあるデータを見つけると, ヒントとしてサンプル位置を示します.
- 本当に異常があるかどうかは, 最終的には波形の目視確認を行われることをお勧めします. その場合は, 波形表示ができる別のアプリケーションをご用意ください.
- 異常の検出方法は, 作者の経験に基く独自の推論であり, 誤検知や見逃しなどがないことを保証するものではありません.
- ダウンロードされた画像が不適切であった場合に, その元となるURLをTuneBrowser内部のブラックリストに掲載し, 以後ダウンロードしないようにする機能を追加しました.
- 具体的な操作は, 「イメージの管理」ダイアログボックスで該当する関連イメージを削除するだけです. ダウンロード元のURLが判明している場合, 自動的にそのURLはブラックリストに掲載されます.
- ダウンロード元のURLは, 今回のバージョンから記録されます. そのため, 以前のバージョンでダウンロードされた画像は, 対象となりません. URLがない場合は, 設定によりその画像に関連づいたキーワードをブラックリスト化することもできます (このキーワードのブラックリストは, 以前のバージョンでは既定で有効になっていました. 今回のバージョンからは既定で無効になっています).
- すべての関連イメージをいったん削除したい場合は, 設定ダイアログボックスで「画像のダウンロードを許可する」をNoに設定して, 設定ダイアログボックスを閉じ, その後にあらためて「画像のダウンロードを許可する」をYesに設定してください. 「画像のダウンロードを許可する」設定をNoで適用した段階で, すべての関連イメージが削除されます.
- UWP版をご利用で, ご自身でダウンロードされたファイルを管理したい場合には, 設定ダイアログボックスで別のフォルダを指定してください. その場合, 設定の説明にもあるようにアンインストールでは削除されませんので, ご自身で管理していただく必要があります.
- 大量のトラックを管理している場合の動作を高速化しました.
- OS APIやドライバのハングアップでスレッドを強制停止しなければならなくなった場合に, スレッドを強制停止させても結局TuneBrowserが終了できなくなってしまう確率を減らしました (ゼロにはなりません).
- 再生中のファイルがデータベースから削除された場合の動作を変更しました.
- これまでは可能な限り再生を継続するようにしていましたが, 再生を停止して可能であれば次の曲に移行するようにしました.
- RAMDecode用のバッファを保持しているファイルについて, 基本的な再生仕様 (サンプル数やサンプルレートなど) が更新された場合には, RAMDecode用のバッファを破棄するようにしました.
- CUESHEETの ‘;’ ではじまる行はコメントとみなすようにしました.
- タグ編集を行った際に、無視するタグとして設定されているタグの値を変更してしまう可能性のある問題を改善しました.
- foobar2000がCUESHEET用に独自拡張しているタグをデータベースに取り込んでしまう問題を改善しました.
- データベースに取り込んでも使用しませんので、データベース領域を無駄に占有しているだけの状況でした.
- クエリコマンドIFVALCOUNT_LE/IFVALCOUNT_GEを追加しました. タグの値の個数によって表示する内容を切り替えることができます.
- トラック一覧表示などで使用しているタグ_ARTCOMPの既定の内容を変更しました. これまでは_COMPOSERS -> _GRPARTISTの順で値のあったものを表示していましたが, これを_ALBUMARTIST -> _COMPILATION -> _COMPOSERS -> ARTISTの順で確認するようにしました.
- CDの取り込み時に「トラックの継続性」の情報が正しく設定されない問題を改善しました.
- フローティング状態のペインをダブルクリックでもとに位置にドッキングさせたときに, ペインを区切るボーダーが正しく機能しなくなる問題を改善しました.
- その代償として, ドッキング時に一時的にTuneBrowserウィンドウの右上にペインが現れることがあります. 見苦しくて不本意なのですが, 利用しているフレームワークの制約上避けがたいものと結論しました.
- Lyrics Viewにおいて, 1行の長さがウィンドウ幅を超えるテキストを表示しようとすると, 表示されないことがある問題を改善しました.
- Lyrics ViewがPer-Monitor DPIに対応できていなかった問題を改善しました.
- 使用している開発環境のメジャーバージョンを更新しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- AVX2版でのメモリ問題が散発しているようですので, 4.11で適用したmimallocの使用を中止しました (無念です…).
- タグの編集ダイアログボックスを複数回クリックした際に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- タグ値として制御コードなど無効な文字が含まれていた場合に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.11.5 (1483) : 2019/08/27
- 変換の処理を実施中に、動作を停止することがある問題を改善しました.
- 大量のジャケット画像を表示する状況で、起動の都度「予期しない状態」が検出される問題を改善しました.
4.11.3 (1482) : 2019/08/21
- ReplayGainの値について、ひとつ前に再生した曲の値が適用されてしまう問題を改善しました.
- HTTPサーバ上のファイルを再生する際, サーバ上にファイルが存在していない場合にメモリリークが発生する問題を改善しました.
4.11.2 (1479) : 2019/08/14
- 一部の環境でメモリ割り付けに起因する問題が発生しているようですので、以下のように変更しました。
- AVX2版は引き続き高性能版のメモリアロケータを適用し、そのモジュールを最新のものに更新しました。
- AVX2ではない通常の版 (UWP版を含む) は、安定性を重視して以前のメモリアロケータに戻しました。
- 結果としてAVX2版には実験的な要素が含まれることになりますが、広く動作状況の確認を行いたいと思いますので、高性能版に興味をお持ちの方にはご利用いただければ有難いです。問題が発生したら、いつでも通常のx64版に切り替えることができます (設定類は完全互換です)。
- タスクの進行中に、動作状況を示すログが更新されなくなる問題を改善しました。
- ごくまれにスレッドの起動に失敗する問題を改善しました。
4.11.1 (1477) : 2019/08/08
- RAMDecode用のメモリはOSから直接取得するようにしました。
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 終了時に環境によってダンプファイルが生成されてしまう問題を改善しました。
- タグ編集時の候補抽出に500msのタイムアウトを設け、大量データが候補になった場合のフリーズを改善しました。タイムアウトが発生した場合、候補の末尾に省略が起きたことを示す “(…)” という表記が付きます。文字を追加することで候補が絞られ、全候補が表示されるようになります。
4.11.0 (1475) : 2019/08/06
- 内部動作の高速化・軽量化:
- 内部のメモリ管理の方法を変更しました。Microsoft Researchの “mimalloc” を適用することで、全体の処理の高速化・軽量化を図りました。
- 内部のデータ保持方法を変更し、各曲の取扱いの高速化・軽量化を図りました。
- 楽曲情報のソート時に、一定数 (2万件) 以上が対象の場合には並列ソートを行うようにして、高速化を図りました。
- プレイリスト/タブ関係の変更:
- 長大なプレイリスト/タブを使用している場合の処理を高速化しました。内部の保存形式も変更しているため、初回の起動/終了時のみ時間のかかる場合があります。
- タブの表示内容を変更した場合、これまでは自動でデータベースプレイリストに移行していましたが、既定の設定でこれを行わないようにしました。
- コンテキストメニュー (右クリックメニュー) での「タブに設定/追加/挿入する」メニューの構成を見直しました。
- プレイリストの設定で「自動で保存する」を有効にしていると、実際には保存されない問題を改善しました。(__;
- 変換 (コンバーター) において、コンテンツの最後に、指定した時間の無音を付加できる設定を追加しました。
- 次回起動時に、Album Viewの表示位置が再現されるようになりました。
- WASAPIデバイスのビット幅決定方法を見直しました。ビットパーフェクト設定でのロスレス形式再生であっても (リサンプラーやHDCDデコーダによる) ビット拡張を許容するようにしました。
- ID3タグについて、ID3v1形式を扱わない設定を追加しました。標準の設定ではこれまで通り扱う設定になっています。
- UPnPのSubscriberが通知なく消失した際の処理を高速化しました。
- 意図しない設定で再生が開始されたときのPlayer Viewのインジケータの点滅が、タイミングによって行われない問題を改善しました。
- タグの更新時にファイルの削除~作成を行うタイプのコーデックの場合、ごくまれに更新検出をとりこぼすことがある問題を改善しました。
- MP4のiTunes Metadata (ITMF) の文字コードがUTF-8以外で書かれていた場合に、正しく読み込めない問題を改善しました。
- 「曲ごとに再生位置を覚える」設定を有効にしている場合に、最後まで再生した、あるいは再生位置の削除操作を行っても再生位置が消去されないことがある問題を改善しました (その2)。
- 多数の曲をデータベースから削除した場合に、Viewの更新が正しく行われないことがある問題を改善しました。
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- タグデータとして無効な文字が含まれていた場合に、Last.fmやAmazonにアクセスしようとすると動作を停止することがある問題を改善しました。
- クローラーが稼働している状態でのアプリケーションの終了時に、まれに動作を停止することがある問題を改善しました。
- ASIOドライバの利用中にアプリケーションを終了させようとすると、タイミングによってフリーズすることがある問題を改善しました。
4.10.0 (1465) : 2019/06/30
- データベースや設定類のバックアップとリストアを行えるようにしました。
- これに伴い、設定のエクスポート/インポートの機能は (混乱の元となりそうなので) 廃止しました。もしご要望があれば、今後また改めて検討します。
- バックアップは、主としてユーザが明示的に設定した重要項目をバックアップします。再生状態、描画状態、ウィンドウレイアウト、入力のヒストリ、そしてLast.fmのScrobbleなどの認証にかかわる情報やライセンス情報などはバックアップされません。
- 標準のデータベースはバックアップされます。そのため、バックアップをリストアするとデータベースの内容は (当然ですが) バックアップしたときの内容に戻りますので、ご留意ください。
- バックアップ対象とするため、フォントの設定はレジストリから設定ファイルに移行しました。
- CDの取り込み時、Pre-emphasisフラグの確認のためにCDのセクター上のQ SubCodeをチェックできるようになりました。
- 現在は既定の設定ではこの機能は無効にしています。興味のある方は、CDの取り込みの設定で有効にしてお使いください。フォーラム上で状況をお知らせいただければ有り難いです。
- 問題がなさそうであれば、将来のリリースで既定の設定を有効にすることを検討します。
- 管理対象フォルダのルートの名称が変更されたときの動作を改善しました。
- 大文字/小文字の変更に追従します。
- 別のフォルダ名に変更された場合は、管理対象フォルダから別のフォルダ名に変更されたときには追従します。ただし、その別のフォルダ名は管理対象フォルダではなくなりますので、それ以降は自動更新は行われません。
- 別のフォルダ名から管理対象フォルダに変更された場合にはそれ以降自動更新の対象になります。
- フォルダ/ファイルにアクセスできない場合のクローラの挙動を厳密にしました。エラーの場合はユーザに通知するだけにして、データベースの登録情報は削除しないようにしました。
- 外部リソース (ディスク・DAC・ネットワークなど) がフリーズしている場合のTuneBrowserの停止/中止処理を強化しました。
- ただしタイミングによっては依然TuneBrowserも道連れとなってフリーズしてしまうケースはあります。
- TuneBrowserが内部で使用しているイメージキャッシュのファイルが (ReadOnlyに設定されているなどの理由で) 削除できない場合、イメージキャッシュの肥大を防ぐために、以下の動作を行うようにしました。
- ReadOnlyに設定されている場合、ReadOnlyの属性を解除して削除を試みます。
- それでも削除できない場合は、一時的に (そのTuneBrowserが起動している間) イメージキッシュを使用しないようにします。
- SoX Resamplerの設定に768/705.6kHzの設定を追加しました。
- WASAPIの再生デバイスは、Windows標準のデバイスをTuneBrowserの初期デバイスとするようにしました。
- TuneBrowser全体としての初期デバイスはASIO優先ということは変わりません。
- ASIOデバイスがない場合は、Windows標準のWASAPIデバイスがTuneBrowserの初期デバイスとして選択されることになりますが、排他 (Exclusive) モード優先という動作は変えていませんので、結果として、TuneBrowserで再生中にほかのアプリケーションでの再生ができない、あるいは別のアプリケーションが (音を出している/いないにかかわらず) Windows標準デバイスを使用している場合にTuneBrowserでの再生に失敗する、という可能性は高まります。いっぽう意図しないデバイスが初期デバイスになっていてTuneBrowserで再生しても音が出ないというケースは減るのではないかと思います。
- 一部のOpenHome (UPnP) Controlerにおいて、TuneBrowserのアイコンが出るようになりました。
- Viewの背景やActive Backgroundに使用する画像について、高解像度の画像を優先する設定を追加しました。
- この設定を有効にすると、画像の列挙時に画像のサイズを確認するようになるため、画像が置かれているデバイスによっては動作が遅くなります。
- Album Viewのジャケット画像は、メタデータに基いた優先度で処理するため、この設定は影響されません。
- キーボードアサイン可能なコマンドとして、Playback Queueに設定/追加/挿入するコマンドを追加しました。
- キーボードでこれらの操作を行う場合、どのViewの楽曲を対象としているかがわかりづらいかもしれません。基本的にはそのときにフォーカスのあるViewで選択されている楽曲が対象となります。
- 多数のタブを使用している場合の起動/終了時の動作を改善しました。
- Tree Viewでプレイリスト表示を使用している場合の初期表示を高速化しました。
- MP4のジャンルについて、既定の設定でGenreID(geID)/GenreType(gnre)は使用しないようにしました。Genre(\xa9gen)を使用します。
- スレッドプールを使用する (≒トラッごとに並行処理を行う) タスクを中止すると、次にTuneBrowserを起動するまでタスクが失敗してしまう問題を改善しました.
- あるグループの動的タグを編集すると、別のグループの動的タグが既定値に戻ってしまうことがある問題を改善しました。
- 再生対象曲リストとPlayback Queueを保存する/しないの設定を追加しました。
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 巨大なPlaylistを使用している場合のTuneBrowser終了時の動作を改善しました。
- TuneBrowserの動作中にPCの時刻が逆転した場合に、動作を停止することがある問題を改善しました。
- 不定期に動作を停止してしまうことがある問題を改善しました。
4.9.8 (1455) : 2019/05/17
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- UPnP(OpenHome)を有効にしていると 正しく終了しないことがある問題を改善しました (その2).
4.9.7 (1454) : 2019/05/13
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 環境によって初期処理が正しく終了しないことがある問題を改善しました.
- UPnP(OpenHome)を有効にしていると 正しく終了しないことがある問題を改善しました.
4.9.6 (1453) : 2019/05/01
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- UPnP(OpenHome)を有効にしていると, 起動時にフリーズすることがある問題を改善しました.
- 環境によって終了時に動作を停止することがある問題を改善しました.
4.9.5 (1451) : 2019/04/23
- 設定の変更などを繰り返すと、一部のスレッドが停止しなくなる問題を改善しました.
- とくにx86(32bit)版において、MP3形式を正しく読み込めないことがある問題を改善しました.
- TuneBrowserが非アクティブの状態のときにマウスをかざした場合の反応を減らしました.
- OpenHomeコントローラとの親和性を高めました.
- OS/ドライバ/外部プロセスなどがハングアップした場合のTuneBrowser終了時の動作を見直しました (前バージョンのつづき).
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- UPnP(OpenHome)を有効にした状態でTuneBrowserを終了しようとすると, ダンプファイルが生成されることがある問題を改善しました.
4.9.3 (1449) : 2019/04/14
- Album ViewツールバーのExtra検索は、単語検索ではなくクエリ結果による合致を確認するようにしました. また検索結果のタブ名の表記を変更しました.
- TuneBrowserの実行中に新しい再生デバイスが追加になった場合、Player Viewのツールバーのデバイス一覧は更新されるものの インジケータ部のクリックで表示されるメニューは更新されていなかった問題を改善しました.
- ディスプレイの解像度が変更になった場合に、タスクウィンドウの右下のグリップの描画が乱れる問題を改善しました.
- ひとつのタグデータに設定できる文字数の上限を設けました. 既定の設定は約1000万文字にしていますので、実用上の問題はないものと思います.
- OS/ドライバ/外部プロセスなどがハングアップした場合のTuneBrowser終了時の動作を見直しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- HDCDデコーダを自動にしている状態で1chの音源を再生しようとすると動作を停止する問題を改善しました.
- 変換(コンバート)処理を実施中に、外部のエンコーダが停止したときに、処理を強制停止するとTuneBrowserも停止してしまう問題を改善しました.
- Player Viewのインジケータ部の操作で、WASAPIのモードを切り替えると、タイミングによって動作を停止する問題を改善しました.
4.9.2 (1448) : 2019/3/20
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 再生時のデコード結果がデバイス仕様に適合しない場合に、自動でサンプルレートを変更するときにフリーズする問題を改善しました.
- ASIOドライバがフリーズした場合に、TuneBrowserもフリーズすることがある問題を改善しました.
- デコード中に異常が発生した場合に、設定によってTuneBrowserの動作が重くなる問題を改善しました.
- ツリークエリにおいて、グルーブ(アルバム)やトラックに関係するクエリを変更しても、次回起動時まで反映されなかった問題を改善しました.
- 歌詞表示の対象タグに (UNSYNCEDLYRICS以外に) LYRICSタグも追加しました.
4.9.1 (1445) : 2019/3/13
- DSDをPCMに変換する場合に、ギャップレス再生時にわずかなノイズが入ることがある問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- Resamplerなどを有効にしていると, 再生開始・終了時にまれに動作を停止する問題を改善しました.
- ほかのメディアサーバー上にあるファイルを再生中に, サーバーとの通信が切断されると、タイミングによって動作を停止する問題を改善しました.
4.9.0 (1441) : 2019/3/4
- 古いCD拡張であるPre-emphasisとHDCDに対応しました. これらの処理は既定の設定で「自動」になっています (設定で明示的に無効にすることもできます). 自動の場合、以下のように動作します.
- Pre-emphasisが適用された音源へのDe-emphasis処理は、CDリッピング時のTOC情報、またはPRE_EMPHASISタグ値に基いて有効/無効が切り替わります.
- HDCDデコードは、音源の最初のフレームに基いて有効/無効が切り替わります.
- いずれも、有効になった場合は24bitでデコードします.
- CDリッピング時には、全体のデコード設定に加えて、CDリッピング時用の動作を指定できます. つまり Pre-emphasis検出時はPRE_EMPHASISタグを書き込み、HDCD検出時はなにもせず、通常の16bitデータを生成するという動作を指定できます. 既定の設定では24bitデータを生成するようになっています. 24bitデータで生成しておくと、ファイルサイズは増えますが、再生時の負荷を軽減できます.
- デバイスの開始/終了時にハングアップするドライバ対策として、初期化/終了時の処理を別スレッド化しました.
- 再生回数の記録の正確性を向上させました.
- 大量の楽曲を管理している状態での動作の改善を図りました.
- グループ(アルバム)のソート順に、いつもグループソートクエリを使用するようにしました. ただしツリークエリの設定で専用のグループクエリが指定されている場合は、標準のソートクエリは適用せずグループクエリの順番になります.
- テキストのスタイルにFormPLSubTitleを追加しました. 既定の内容はFormPLTitleとおなじになっています.
- Amazonへのアクセスに際して、ご利用の国にかかわらず, amazon.jp にアクセスするように既定の設定を変更しました. 他国圏のAmazonはアクセス数が少ないということで, 現在はTuneBrowserからアクセスできなくなっています.
- ツールチップの表示に関する時間を変更できるようにしました. これらの時間はOSに直接引き渡します. 設定値によっては正しく動作しない場合があるようですので、常識的な値の範囲でご利用ください.
- OSのシャットダウン時に、TuneBrowserがとくに理由もなくシャットダウンを拒否してしまうことがある問題を改善しました.
- OSのスタンバイからの復帰時に, 「予期しない状態」を検出してしまうことがある問題を改善しました.
- WMA形式のWM/Lyricsタグをサポートしました.
- Converter/CD Ripperでエラーチャンクがつづくと, TuneBrowserを停止できなくなる問題を改善しました.
- デコード待ちを示すDECDインジケータが光らなかったり, 再生開始時に光ってしまったりする問題を改善しました.
4.8.2 (1436) : 2019/1/26
- ASIOデバイス使用時の終了処理をさらに改善しました.
- 再生中のファイルに対する変更処理を行う場合には, 自動的に再生を一時停止させるようにしました. これまでは競合が発生した場合のみ一時停止していました.
- 破損したAPEファイルにアクセスすると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- MP3ファイルからの変換時に, デコーダディレイが正しく反映されなかった問題を改善しました.
- Viewの設定を変更すると、状況により動作を停止することがある問題を改善しました.
4.8.1 (1434) : 2019/1/16
- DSDネイティブ再生時, 複数チャンネルあると報告してくるデバイスに対して, 全チャンネルのピーク計算を行っていましたが, これを実際に使用するチャンネルだけに行うようにしました.
- ASIOデバイス使用時の終了処理を改善し, 一部の環境で長時間を要していた終了処理の時間を短縮しました.
- 小数点にカンマを使用する地域でご利用の場合に, 再生時間などの小数点以下の計算がうまく動作していなかった問題を改善しました.
- あらたに追加になった既定のTree Queryは, 一度は表示させるようにしました.
- Last.fmのScrobbleを有効にしていて, 何らかの理由で認証情報がクリアされた場合, その旨のメッセージを表示するようにしました.
- トラック一覧表示において, インディクスカードをまたがった選択を行うと, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.8.0 (1430) : 2019/1/5
- 評価 = Rating (★) に対応しました. 「なし(0)」と1~5の5段階です.
- FLAC/Vorbis/APE形式はRATINGタグ (0~100)を使用します.
- ID3v2形式はPOPMタグ (0~255) を使用します. POPMに含まれる電子メールアドレス/再生カウンタは無視します.
- WMA形式はWM/SharedUserRatingタグ (0~100)を使用します.
- MP4/AAC形式はItmf内のRATINGタグ (0~5)を使用します.
- 上記の各形式別の値範囲への割り付けによっては, ほかのソフトウェアとの差異が発生する可能性があります.
- これに伴い、既定のツリークエリに「評価」を追加しています. RATINGタグを “★” (日本語版以外は “*”) に変換する例として参考にしてください.
- Ratingは、なし+星1~5についてキーボードにもアサインできるようにしています。
- サンプル数が0のファイルを再生できるようにしました.
- 実際に音源データを抽出できるかどうかは、使用しているデコーダ (コーデック) によります.
- TuneBrowserが独自にファイル解析している形式 (MP3/DSDIFF/DSF/Wave/AIFF) については、DSF以外は対応しています. DSFは内部でチャンネル毎のページング方式を採用しており、最後のページの解釈方法がSony方式とJRiver方式の二通りあることも関係して、総サンプル数の情報がない状態での最終データの判定ができません. そのため非対応とさせていただきます。現実にはDSFでサンプル数0のファイルがあるとも思えませんが、将来もし気力を取り戻せたら、また改善に取り組むかもしれません.
- これにあわせて, MP3のデコード時のファイル解析を簡易化する設定を追加しました.
- 再生時間0のまま再生を行いますので、基本的にシークはできません.
- ソート系タグの扱いを強化しました.
- 別名タグとして_ALBUMSORT, _ARTISTSORT, _ALBUMARTISTSORT, _TITLESORT, _COMPOSERSORTを定義してあります. これらはソート対応のタグがなければ元のタグの値を返します. 例として_ALBUMSORTであれば、ALBUMSORTを検索し, なければALBUMを使用します. 詳しくは設定画面を確認してください.
- “-ORDER” で終わるソート系のタグは「タグ名の統一」の定義で, “-ORDER”のないタグに統合するようにしています. たとえばALBUMSORTORDERはALBUMSORTに統合されます.
- タグのないファイルを登録するときに、ひとつ上のディレクトリ名をArtistとして取り込める設定を追加しました.
- 定期クロールにモードを追加して, 定期クロールをやめることができるようにしました.
- 未登録のフォルダをAlbum Viewにドロップすると, 処理が終わるまでTuneBrowser全体がブロックされる現象を改善しました. Album View以外のところにドロップした場合は以前と同様に手動クロールが動作します.
- Ctrl+マウスホイール操作によるViewの表示拡大/縮小が次回起動時にも引き継がれるようになりました.
- RAMDecodeのOn/Offを切り替える設定を追加して, Player View上でのインジケータの操作はこのスイッチを切り替えるようにしました.
- Active Backgroundのパラメータを追加しました.
- タグ/ファイル更新時の動作を高速化しました. でも、体感はできないかもしれないです.
- ID3v2タグの言語コードを指定できるようにしました. この指定が利用されるのはUSLT/COMMです. 既定では “und” (未定義) を使用するようにしました.
- これまではほかのソフトにならって “non” を使用していましたが、これはどうも古代ノルド語のようで…。
- 動的タグに _TRACKNUMBER_PADと_DISKNUMBER_PADを追加しました.
- $IF系のクエリコマンドで正しい結果が返らない問題を改善しました.
- ツリークエリが条件によって正しく動作しない問題を改善しました.
- UPnP経由で登録された楽曲のタグが統制できていなかった問題を改善しました.
- イメージのキャッシュ容量を2GB以上指定できなかった問題を改善しました.
- 設定を変更するとかならずイメージのキャッシュをすべてクリアしていた動作を改善し, イメージ関係の設定を変更した場合だけにしました.
- クローラがフォルダの削除を正しく処理できなくなっていた問題を改善しました.
- MP4ファイルが再生できないことがある問題を改善しました.
- Content Groupに関係するタグ編集を行っても、楽曲一覧の書式が適切に変更されないことがある問題を改善しました.
- MP3のデコード用解析中にAPEタグが現れたときの動作を改善しました.
- 再生曲の切り替わり時のスペクトル表示のピークラインの動作を滑らかにしました.
- サンプル数が0のファイルのトラックの継続性を計算するときに, 終端部が正しく計算されないことがある問題を改善しました.
- タグのない曲を変換すると, フォルダ名にクエリの文字列がそのまま出力されてしまう問題を改善しました.
- クエリの$IFEXIST/$IFMATCHの結果の取扱いがまちがっていた問題を改善しました. また$IFNOTEXIST/$IFNOTMATCHを追加しました.
- 新設したクエリコマンドのヘルプを追記しました.
- 新しいタグを作成するときに, アンダースコア (‘_’) も使用できるようにしました.
- 年の表記を2019に変更しました. 本年もよろしくお願いします m(__)m
4.7.2 (1425) : 2018/12/2
- タグ名の末尾に半角スペースが入っていると, ファイル登録時に動作を停止する問題を改善しました.
- 起動時にAlbum Viewのタブを再現する場合に, 上限を最大数として設定したタブ数までとしました.
4.7.1 (1424) : 2018/11/29
- 主としてUWP版において, スレッドの初期化時に動作を停止することがある問題を改善しました.
4.7.0 (1423) : 2018/11/23
- タグ名の扱いを見直し, 強化しました.
- ALBUM ARTIST / ALBUMARTISTなど, ゆらぎの発生しやすいタグを定義できるようにして, その定義に基き統合するようにしました.
- スペース、アンダースコアが含まれているタグ名と、含まれていないタグ名を自動的に統合する設定を追加しました (標準で有効になっています). これは影響が大きいので, 対象となるタグは「無視するタグ」または「タグ名の統一」で定義したタグのみとしています. すべてのタグではありません.
- 設定画面の「タグの設定」-「タグ名の扱い」を参照してください.
- 関連して、TuneBrowserでタグを編集した場合に, ファイルへの書込み完了後、再度ファイルを読み直すようにしました (OSのキャッシュが効くので速度劣化はあまりありません). これにより、タグ名のゆらぎやタグ形式特有の表記変換 (ID3v2のジャンル番号など) について、ファイルとデータベース間の齟齬の発生を抑制します.
- 歌詞表示をサポートしました.
- 歌詞はあらたに設けた「Lyrics View」に表示されます. このLyrics Viewは標準では表示されていません. 必要に応じ, TuneBrowser上部のメニューから「表示」-「ドッキング ウィンドウ」-「Lyrics View」を選択して表示させてください.
- 表示対象となる歌詞は、楽曲ファイルに UNSYNCEDLYRICS (とID3v2のUSLT含む) として埋め込まれたタグデータです.
- 表示対象となる楽曲は、Player Viewに表示される楽曲と同じです. Player Viewとは異なる楽曲を表示させることはできません.
- TuneBrowserはタグデータとして歌詞を編集することはできますが、自動取得などはできません.
- 歌詞テキストの書式 (フォント・配置・色など) を変更したい場合には、「テキストスタイル」の “FormLyrics” を変更してください.
選択したファイルに対して空デコードを行う「ファイルテスト」機能を追加しました.楽曲を選択して、右クリックメニューから呼び出すことができます. 問題があった場合に, ログを確認することができます.- この機能は公開できていませんでした. 現在のところ, 機能を強化して4.9以降で公開の予定です.
- MP3のXingヘッダのないCBR/ABR形式において, どこまでフレームを読み込むかを設定で変更できるようにしました.
- ABR形式で全フレームを読まない場合, 事前定義された演奏時間のメタデータに基いてフレーム数を推測しますが, メタデータの精度が不充分の場合, 最後まで演奏されません. またメタデータが存在しない場合は, 全フレームを読み込みます. ABRは既定の設定で全フレームを読み込むようにしています.
- MP3の有効フレームは、チェックしたフレームのうち, 最後のフレームのスペックを使用します.
- これに関連して, MP3のフレーム情報から算出した演奏時間のメタデータは, Decoder delay, Encoder delayおよびEncoder paddingを反映する前の時間を示すようになりました.
- ID3v2.2形式の画像が読み込めない問題を改善しました.
- すでに読めない状況が発生している場合は, このバージョンをインストールした後 TuneBrowser上部のメニューから「表示」-「アルバムビューの操作」-「イメージキャッシュのリセット」を実行してください.
- ID3v2形式のタグにおいて, ジャンルの先頭に数字が書かれていると, 正しく読めないことがある問題を改善しました.
- Content Groupの表示について, ヘッダ行/フッタ行の最適化オフが効かない問題を改善しました.
- Viewの背景に画像を指定している場合に, 同じアルバムでトラックが変更されたときに、画像を継承する設定であっても一度暗転してしまう現象を改善しました.
- イメージ表示のウィンドウ位置は前回表示位置を継承するようにしました.
- ヘッダ表示形式のイメージサイズが保存されるようにしました.
- Active Backgroundの画像表示に関する詳細パラメータを追加しました.
- タグ編集時の複数行値の編集操作を改善しました.
- ファイルにARIST/ALBUMタグが含まれていない場合に, 自動的に値を入れる処理をオプション化しました (TITLEにはオプションにかかわらずファイル名が入ります).
- 冠詞として認識する語に、”The”, “A” に “An” を追加しました.
- 内部CUESHEETの更新が検出されなくなっていた問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 大量の項目削除など長時間にわたる処理を実施した場合に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.6.1 (1416) : 2018/10/22
- 出力が17チャンネル以上のASIO機器に出力しようとすると, 動作を停止する問題を改善しました.
- 性能確保のためTuneBrowserの再生チャンネル数には上限があります. 4.6.0では最大16チャンネルでしたが, 4.6.1からこれを20チャンネルに変更しました. その上で, 21チャンネル以上のデバイスを接続した場合でも動作に問題が出ないように対処しています (21番目以降のチャンネルには出力されません).
- 「重複する楽曲をViewから削除する」動作を高速化しました.
4.6.0 (1414) : 2018/10/17
- ASIOデバイスでのマルチチャンネル再生に対応しました.
- Wave / FLAC / AAC / DSD(DSF) 形式での再生を確認しています.
- DSDについては、DSF形式は2Lのサンプルファイルで確認することができましたが、DSDIFF(DFF) 形式はサンプルが入手できず、見込みで処理を入れてあります.
- DSD Native方式 (DoP含む) のマルチチャンネル再生は、再生機器がありませんので、独自の仮想ASIOデバイスで動作検証をしています.
- これまでの2chの再生に影響を与えないよう、エンジン部分は2chとマルチチャンネルで別処理としています.
- これに合わせて、右クリックメニューからの変換処理 (コンバータ) もマルチチャンネルに対応しています.
- またTree View, Album Viewなどでの楽曲のスペックを表示する部分にもチャンネル情報を追加しています.
- マルチチャンネル再生を行うには、TuneBrowserの設定画面で個々のASIOデバイスのチャンネルアサインを指定する必要があります. 指定がない場合、マルチチャンネル再生機器であっても2chの再生を行います.
- マルチチャンネル再生時は、MONO / L<>R など一部の処理は無効になります.
- マルチチャンネルの楽曲にReplayGainの計算を行ったときに, MP3gain方式の場合に計算が失敗する問題を改善しました. なおMP3gain方式は, 先頭の2chだけを使用してReplayGainを計算します. EBU R128形式の場合は全chを使用します.
- MP3形式について、有効フレームだけを抽出しながら再生するようにしました. ただしこれまで同様、有効フレームの不連続が一定回数 (既定の設定で1000回) 以上発生したらエラーとします.
- WMA形式について、トラック番号がバイナリで格納されている場合にトラック番号が更新できない問題を改善しました.
- WASAPIのモード切替え操作をキーボード制御にアサインできるようにしました.
- プレイリスト内の再生済みの曲が削除された場合に、再生順がおかしくなる問題を改善しました.
- テーマを切換えたときに、Album View周囲の影の設定がリセットされない問題を改善しました.
- ツリークエリ単位での初期値に戻す操作が効いていなかった問題を改善しました.
- クエリの設定で空を設定すると, 初期値に戻せなくなる問題を改善しました.
- アルバムをポップアップ表示させたときに, トラック表示の設定内容が反映されない問題を改善しました.
- Viewに曲の時間を表示する際に行っていた丸め操作をやめました.
- 表示形式の設定を変更したときの反映時間を短縮しました.
- 再生情報の表示有無を切換えたときに、ツールチップ (があることを示す枠) の情報が残ってしまう問題を改善しました.
- Per-Monitor DPI環境下で, コンボボックスを持つツールバーの高さが1ウィンドウ内で不揃いになることがある問題を改善しました.
- クエリ文字列の解析時に, 必要なカッコが閉じられていなくても救済するように処理を変更しました.
- CUESHEETを使用しているときに, ある曲にトラック固有の設定を行うと, その曲以降に反映されてしまう問題を改善しました.
- リピート再生に関するメニュー項目を改善しました.
- タブを右クリックしたときのメニューを強化し、重複する曲を削除するコマンドを追加しました.
- ピークメーターだけを表示して、スペクトル表示を行わない設定を追加しました.
- Album View表示/再生対象の総演奏時間を取得する動的タグを追加しました. いずれも総秒数で返しますので, 必要に応じて %_TOTALSEC_PL, HMS% などの形で書式指定してください.
- _TOTALSEC_AC : 現在のAlbum Viewに表示されている曲群
- _TOTALSEC_PQ : Playback Queue内の曲群
- _TOTALSEC_PL : 再生対象の曲群
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- ドライバあるいはOSのファイルシステムがハングアップしているときの再生制御を強化しました.
- テキストフォーマットに無効な値 (フォントサイズ0など) が含まれていた場合に動作を停止することがある問題を改善しました.
- スペクトル表示を行っている状態で再生中にサンプルレートが変更になったときに, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- 起動直後のOSからのDPI通知のタイミングによって動作を停止する問題を改善しました.
- トレンドマイクロ製品がインストールされている環境で、動作がフリーズすることがある問題を改善しました. ただし、まだ万全ではありません.
- ドライブがマウントされたときに、Crawlerがマウントされていないほかのドライブを見に行くと、動作を停止することがある問題を改善しました.
- Crawlerの管理フォルダとしてシステムドライブのルートディレクトリ (一般的には “C:\”) は指定できないようにしました. このドライブ全体としては、一般にきわめて頻繁に更新が発生するためです. サブディレクトリは指定できます.
- UPnP (OpenHome) を利用している場合に, TuneBrowserの終了時にデッドロックが発生し終了できなくなることがある問題を改善しました.
- Waveファイルのfmt チャンクに異常があった場合のエラーメッセージを強化しました.
- WASAPIの再生時, デバイスの異常で再生ができなかった直後に再度再生を開始すると, 状況によって動作を停止することがある問題を改善しました.
4.5.5 (1408) : 2018/9/2
- High DPI環境下でのツールバーのコンボボックスの描画を改善しました.
- 明るい背景での描画を調整しました.
- Viewの背景をふたつ以上指定した場合に, 表示されないことがある問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 色の設定で、ダイアログボックスを開こうとすると動作を停止することがある問題を改善しました.
- ランダム再生で保存済みのプレイリストを開くときに, 一部の曲が読み込めなかった場合に動作を停止することがある問題を改善しました.
4.5.3 (1406) : 2018/8/28
- 一部のビデオカードにおいて、スタンバイから復帰時にPlayer Viewの描画が正常に戻らないことがある問題を改善しました.
- High DPI環境でのツールチップの大きさを改善しました.
- プリセット色以外のAlpha値の設定が効かない問題を改善しました.
- ドッキングウィンドウのキャプションボタンが一部描かれなくなる問題を改善しました.
- TuneBrowserを最小化した状態でべつのTuneBrowserを起動しようとした場合, 最小化したTuneBrowserが再表示されるはずが表示されなくなっていた問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- タブ上からプレイリストの名前の変更を行うと、動作を停止することがある問題を改善しました.
- Tree Viewの更新時にタイミングによってまれに動作を停止する問題を改善しました.
4.5.2 (1403) : 2018/8/16
- 手動クロールを行うと, CUESHEETから参照されているファイル本体が登録されてしまう問題を改善しました.
- クロール時のTree Viewの更新方式を変更しました.
- Playback Queueが空のときに正しく内容が保存されない問題を改善しました.
- UWP版において, 起動時のデータベース変換が失敗する問題の対策を行いました(その2).
- 最大化表示したときのタイトルバーのボタン位置を調整しました.
- High DPI時のツールバーのコンボボックスのボタンの大きさを調整しました.
- High DPI時のTree Viewアイコンの大きさを調整しました.
- 曲のタグが変更になったときの整合確認を詳細化しました.
- プレイリスト内の楽曲のタグが更新された場合に, プレイリストそのものが更新されていないにも関わらず更新されたと扱ってしまう問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- RAMDecodeを適用して再生中, 対象ファイルが削除された場合に, 再生を停止して再開しようとすると動作を停止することがある問題を改善しました.
- RAMDecodeが自動設定で, Playlistにない曲を再生しようとして, 結果としてRAMDecodeモードがコンテンツごとと判定された場合に, 動作を停止する問題を改善しました.
- Tree View更新時にまれにデッドロックが発生し、応答しない状態になる問題を改善しました.
- あるドライブがマウントされたときに, 管理対象のドライブがマウントされていなかった場合に, 「予期しない状態」となる問題を改善しました.
4.5.1 (1399) : 2018/8/2
- ペインを独立して表示させたときに, キャプション(タイトル)バー部分のボタンが正しく描画されない問題を改善しました.
- WavPack DSD形式が再生できなくなっていた問題を改善しました.
- Log Viewが非表示のときに, Windowsの状態によって動作を停止することがある問題を改善しました (Log Viewが「非表示」のときに発生するので, 結果としてユーザの目には突然動作を停止するように見えていました).
- とくにUWP版において, 起動時のデータベース変換が失敗し, 古い形式のままになる現象の対策を強化しました (まだ追加対策が必要かもしれません)
4.5.0 (1398) : 2018/7/31
- UPnPのMedia Serverとして動作しているときの再生曲の送り出しの安定性を高めました.
- データベースが旧フォーマットの場合、起動時に新フォーマットへの変換を行うようにしました.
- Album View上部のツールバーのボタンからの検索は「単語単位での検索」を行うようにしました.
- Album Viewに現在表示している内容に対して, 再生中の曲にフォーカスするコマンドを追加しました. 既定の設定で Shift+P にアサインしています.
- High DPI環境, とくに3840×2160での表示を改善しました.
- High DPI環境でツールバーのボタンの画像を拡大表示する設定を追加し, 144DPI以上の場合はこの設定を既定で有効にしました.
- WASAPI固有の設定の設定項目の構成を見直しました.
- フィルタ処理を実行中、ESCキーで中断できるようにしました.
- 再生中にトラック表示の下部に表示される再生位置(時刻)表示に対するマウス操作を既定で無効にしました.
- ID3v2とWMA形式で, タグの文字列として “;” が使用されている場合は, 複数の文字列として取り扱うように変更しました.
- Player Viewでのイメージの表示切り替えを行わない設定を追加しました.
- 上級者向けにAlbum ViewのPlayback QueueとLibrary Viewerの名前を変更できる設定を追加しました.
- これらの特別なタブの役割をご理解いただいた後は、PQ / LVなど短縮名に設定することでタブエリアを有用にご利用いただくことができます.
- CDの取り込み中にエラーを検出しても、そのまま動作を継続する設定を追加しました.
- 再生中にデータベースのクリーンアップを実行すると、表示が真っ黒のままになってしまう問題を改善しました.
- 変換(コンバータ)の設定ファイルのリストアができなかった問題を改善しました.
- Windowsのゴミ箱内に保存されている楽曲ファイルと画像ファイルは無視するようにしました.
- クエリの文字列長を指示するパラメータを指定すると、クエリが正しく動作しない問題を改善しました.
- クエリの設定で, Album Viewに関係するクエリを更新した場合に, Album Viewの表示を自動的に更新するようにしました.
- クエリの複数曲に対するCOMBINEオプションが効かなくなっていた問題を改善しました.
- CDの取り込み時、「前のリッピングのつづき」を選択すると, 複数文字列を設定可能なタグ値の末尾に ‘-‘ がついてしまう問題を改善しました.
- コマンドラインのパラメータを指定して起動した場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- UPnP利用時に、まれにTuneBrowser終了時に動作を停止する問題を改善しました.
- 手動クロールの実行時, 管理対象外のファイルが多数含まれていると長時間ウィンドウの操作ができなくなる現象を改善しました.
- タイムスケールがサンプルレートと異なるAAC形式において、サンプル数が正しく扱われなかった問題を改善しました.
4.4.5 (1390) : 2018/7/14
- 複数のタブを開いているときに発生する問題を改善しました.
- FLAC 24ビットに対してゲインを適用した再生を行うと, データによってノイズが発生することがある問題を改善しました.
4.4.2 (1388) : 2018/7/6
- UWP版のアイコンの大きさを変更し, 余白をなくしました (デスクトップ版とおなじになりました).
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 複数のタブを開いていると, 終了時に動作を停止することがある問題を改善しました.
- 複数のタブを開いていると, ごくまれにデッドロックが発生し, フリーズすることがある問題を改善しました.
4.4.1 (1387) : 2018/6/26
- データベースのエンコード方式/アクセス方法を変更し, 処理を高速化しました.
- 起動時のデータベース読み込み、および終了時のプレイリスト (Album Viewのタブ) のデータベース書き込みを高速化しました.
- Tree Viewのノード生成、およびノードをクリックしたときのAlbum Viewのグループ生成の動作を高速化しました.
- Album Viewへの画像のドロップ, ファイル群やフォルダをドロップしたときの動作を非同期化しました.
- OpenHomeを有効にしている場合に, 1万曲以上など大量の楽曲を選択すると, しばらく動作が重くなっていた問題を改善しました.
- ランダム(シャッフル)再生時に, TuneBrowserを終了~起動したときにも元の再生順を維持するようにしました.
- 起動時のダイアログボックス (管理フォルダの選択など) を表示したままPCをシャットダウンすると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- システムDPIとは異なるディスプレイ上でポップアップメニューを表示させると, 下の部分が表示されない問題を改善しました.
- TuneBrowserのデータベースに登録しない、無視するタグの設定を追加しました. 既定の設定では “LOG” を無視するタグに指定しています.
- 検索結果を新しいViewに表示するときに, タブの文字列長が長くなりすぎると, 動作に支障をきたすことがある (ツールチップが出るまで長時間動作が停滞するなど) 問題を改善しました.
- 終了時に「予期しない状態」を検出したときに, そのままTuneBrowserがフリーズしてしまうことがある問題を改善しました.
- ASIO再生時にデッドロックが発生する可能性を改善しました.
- WASAPIのセッションIDの指定方法を細かくしました.
- Album Viewのタブを保存しない設定にしていると, Playback Queueも空になってしまう問題を改善しました.
- 空になったプレイリストに保存操作を行った場合に, 実際には保存されない (空にならない) 問題を改善しました.
- TuneBrowser内でドラッグ&ドロップ操作をしているときのAltキー操作を改善しました.
- 設定画面から「クエリについて」のヘルプを呼び出そうとしても失敗する問題を改善しました.
4.4.0 (1378) : 2018/5/24
- Windows 10 Creators Update (1703) 以降のPer-Monitor DPI V2に対応しました.
- DPIの異なるディスプレイ間を行き来するときに、まるで「変身しないトランスフォーマー」のような(^o^;動作をしますが、それで正常です.
- 時間のかかる処理の非同期化を強化して, Windowsによって「応答なし」と判断されてしまう機会を削減しました.
- データベースのクリーンアップを非同期化しました.
- 大量の登録情報の削除を非同期化しました.
- Album Viewにファイル群やフォルダをドロップした場合の動作を非同期化しました.
- Player制御待ちタイムアウトを30秒から5秒に変更しました.
- OS処理内で動作がフリーズした場合のタスクの停止処理を強化しました.
- さらに、時間がかかる処理が発生していないか自分自身を監視するようにして, 発生した場合「予期しない状態」として検出して、ダンプファイルを送信できるようにしました.
- Album Viewのタブを改善しました.
- タブの視認性を向上させました.
- 固定タブが左側にある場合は、新しいタブはその右側に出るようにしました.
- 次の起動時にタブの順番が正しく再現されない問題を改善しました.
- データ更新の確実性を向上させました.
- 複数スレッドでの処理競合時の排他制御を強化しました.
- 登録したデータの検証機能を追加しました.
- イメージに関する設定を集約して、わかりやすくしました.
- チャンク形式のファイル(DSDIFF/AIFF)の構造上の問題の取扱い方法をWaveに合わせました(≒タグや再生に問題のないチャンクは無視するようにしました).
- DSD/Wave/AIFFなどチャンク形式の楽曲でID3チャンクが複数含まれていると, 正しくデータを更新できない問題を改善しました.
- 接続されていないなど、初期化できない再生デバイスを指定すると, スペクトル表示の座標軸が表示されなくなる問題を改善しました. またスペクトル表示の処理負荷を軽減しました(体感はできないとは思いますが…)
- スペクトル表示のディレイ時間の設定が, デバイス固有の設定項目として表示されているにもかかわらず, 全デバイス共通になっていた問題を改善しました.
- AVX2版でのFLACエンコードサイズが大きくなってしまう問題を改善しました.
- 手動クロールの結果をAlbum Viewに表示するかどうかの設定を追加して, 既定の設定はオフにしました.
- 手動クロールで存在しないフォルダを対象にした場合に黙って処理が終了してしまうため、結果としてなにも動作していないように見えていましたが, これをエラーとして表示するようにしました.
- イベントクロールは手動クロールを開始しても停止しないようにしました.
- 既定の設定で、隠しフォルダ/隠しファイルはクロールの対象外とするようにしました.
- ツリークエリで文字列だけのノードを作成した場合, クロール結果の反映がうまくいかないことがある問題を改善しました.
- クエリに$IFEXIST/$IFMATCH/$ISEXIST/$ISMATCHなどのコマンドを実装しました.
- Player View上でAlbum Viewと同様のコマンドが効いてしまい、結果として表示がおかしくなる問題を改善しました.
- ALACの24bit形式のファイルが32bitと表示されてしまう問題を改善しました.
- 再生中にデバイスの設定を変更すると, 再生位置が先頭に戻ってしまう問題を改善しました.
- リピート設定で再生中に再生元のストレージが喪失すると, 曲の切りかわりが止まらなくなる問題を改善しました.
- OpenHomeコントローラーに提示するアルバム名のクエリを設定で変更できるようにしました.
- タスク処理でエラーが発生した場合に, “Error” の文字列を検索できるようにしました.
- タグ値として空文字やスペースだけの値が設定されていた場合の対処を強化しました. これにより無効なALBUM ARTISTが設定されている場合にARTISTを変更しても読み込まれないように見えるケースへの対処を改善しました.
- Tree Viewのインデント量を設定で変更できるようにしました.
- PCキーボードのマルチメディアキーのグローバルフックの既定の設定をオフにしました.
- Album View上でのタイムライン表示のツールチップの位置がズレていた問題を改善しました.
- 設定画面を閉じると, 状況によって動作を停止する問題を改善しました.
- 起動時の初期処理が遅くなっていた問題を改善しました.
- 起動時のオプション /play で起動後に再生を開始するようにしました.
- 起動時に前回のタブを再現しないようにする設定を追加しました.
- Tree Viewのノードを選択後, そのノードの内容がクローラによって追加されても、選択項目に反映されない問題を改善しました.
- Active Backgroundについて、タイマ・ブラシ・ズームの指定を設定項目化しました.
- これに伴い、装飾的な表示に関する設定が一部既定値に戻ります. お手数ですが再度設定をお願いします.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- タスクが「閉じる」待ちになっている状態でTuneBrowser本体を終了させると, 動作を停止する問題を改善しました.
- タグの編集中にTuneBrowser本体を終了させると, 動作を停止する問題を改善しました.
- DSDをPCMに変換して再生する状態で, デバイスが接続されていないなどの理由で再生に失敗すると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- Tree View上でマウス操作をしていると、ツールチップが出るタイミングで動作を停止することがある問題を改善しました.
4.3.3 (1374) : 2018/5/17
- UWP版でのアプリ内購入機能の見直しを行いました.
- 内部のログ情報を変更しました.
4.3.2 (1364) : 2018/4/1
- ASIOでDoPを利用している場合に再生を停止すると, ASIO制御プロセスが異常停止し (そのことそのものは見た目には問題はないのですが), 次回起動時に「ダンプファイルを検出した」旨のダイアログボックスが表示される問題を改善しました.
- MP3形式でXingフレームがついているにもかかわらずそこに記載されたトータルフレーム数が0の場合, そのフレーム数は使用せずCBRのファイルとして扱うようにしました.
- OpenHome対応を有効にしている状態で, クローラの動作中に設定を変更すると動作を停止することがある問題を改善しました.
- 「データベースのメンテナンス」という古い表記が残っていた部分を、「データベースのクリーンアップ」という新しい表記に変更しました.
4.3.1 (1362) : 2018/3/15
- UWP版のアプリ内購入が中断されて実行できなかった問題を改善しました.
- マイクロソフトからの情報で, 非アクティブ状態でのマルチメディアキーの対応機能を無効にすることで回避できることがわかり, UWP版の既定の設定を変更しました.
- DSD/DoP形式で複数のトラックを再生していると, トラックの切り替え時に再生停止・再生再開の動作をするようになっていた問題を改善しました.
- バージョン情報ダイアログボックスで「追加情報」ボタンを押しても適切なウィンドウが表示されない問題を改善しました.
- 長時間にわたって更新がつづいているファイル(≒録音中のファイル)があると, クローラの負荷が高くなっていた問題を改善しました.
- 全体ゲインをデコーダに設定する設定で利用していると, ビットパーフェクト設定にしても全体ゲインが解除されない問題を改善しました.
- 新規登録したファイルの「新着順」判定は ENCODINGTIME, PURCHASEDATE タグを優先して使用するようにしました.
4.3.0 (1358) : 2018/3/1
- クローラの処理を強化しました:
- クローラとは, 管理対象のフォルダ構造を再帰的に検査して, ファイルの変更とTuneBrowserのデータベースを同期させる処理です. フォルダ/ファイル変更時や起動時, 一定周期にバックグラウンドで動作しています.
- クローラの動作結果のウィンドウへの反映を高速化しました.
- クローラは複数のディレクトリに対して並列処理するようになりました. 環境によってはクローラの処理が大幅に高速化します. ただし効果が出にくい場合もあります (設定で並列化しないようにすることもできます).
- クローラの並列度はCPUのコア数と物理メモリ量から自動的に算定します.
- 並列動作にした結果, これまで行っていた「クロール中に終了した場合に次回その位置から再開する」機能は適用されなくなりました.
- ドライブがマウントされたときには, 管理対象フォルダに対してすぐにイベントクロールを行うようにしました.
- クロール時のパス名の大文字小文字の区別を強化しました.
- 更新判定に使用するファイルのタイムスタンプについて、作成日時と更新日時の最新か, あるいは更新日時のみを使用するかを指定できるようにしました. 既定値は作成日時と更新日時の最新です.
- タグ情報をファイルから読み込んだときに, 無効な文字などをスクリーニングするようにしました.
- クローラのスレッドの優先度は, これまで「低」でしたが「ふつう」にしました.
- 非常に深いディレクトリ構造にクローラがアクセスすると, 動作を停止する可能性がある問題を改善しました.
- Tree Viewのフォルダーツリー上のコンテキストメニューから「データの更新」を呼び出したときには、そのノードに含まれる楽曲ファイルのフォルダではなく、選択したフォルダーに対して手動クロールを実行するようにしました.
- MP3に含まれる無効フレーム数が10,000を越えた場合にエラーとしていましたが, 無効フレームが10,320であとは正常というファイルがあったので、上限値を30,000にしました. また設定でこの上限値を変更できるようにしました. 0で無制限にすることもできます.
- 32bit版において, MP4形式の楽曲を解析できないことがある問題を改善しました.
- クロール中であるにもかかわらず, Player Viewのインジケータが点灯しないことがある問題を改善しました.
- “Album Artwork” という名称のフォルダはクロール対象にしないように既定の設定を変更しました.
- 再生系の処理を改善しました:
- 再生時のデバイス制御時のウェイト時間をより細かく制御できるようにしました.
- DoPでの再生時, ひとつのプレイリスト内でDSDからPCMに移行したときにノイズを発生することがある問題を改善しました.
- 途中から再生する際のフェードイン条件として, トラックの継続性の情報が明示的に「なし」が記録されていたら対象外とするようにしました.
- Resamplerを有効にした場合のビット深度を, 元の楽曲のビット深度にかかわらず32bitとして扱うようにしました.
- BitPerfectの設定を切り替えたときに, WASAPIの場合は再生を再起動して, ビット深度の設定が反映されるようにしました.
- WASAPIデバイスでエラーが発生した場合のメッセージを強化しました.
- シャッフル再生などにおいてContentGroupを意識する場合は, ContentIndexが指定されている場合も同様に見なすようにしました.
- デバイスごとに, スペクトル表示のディレイ時間をミリ秒単位で指定できるようにしました.
- Converterでソースとなるファイルのフォルダを使用する設定のときに, そのフォルダをクエリとして解釈してしまう問題を改善しました.
- ConverterでDSDをPCMに変換するときに, その設定が変換用のものではなく再生用のものが使われていた問題を改善しました.
- タスクの処理を改善しました:
- タスクとは, ファイル変換やReplayGainの計算, CDの取り込みなど, 本体の動作とは別に並列動作する処理群のことです.
- 中止操作を行ったときに, OSのAPI呼び出しから返って来ないなどの理由で中止できなかった場合, 約30秒後にその処理を強制的に終了させるようにしました. 30秒のタイムアウトは設定で変更することができます.
- タスクの動作中に中止操作を行っても, 次のステージに移行してしまったり, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- OpenHome(UPnP)の処理を改善しました:
- IPアドレスが “0.0.0.0” の LAN インタフェースは使用しないようにしました.
- UPnP処理の終了時(≒アプリケーションの終了時), タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました。
- ダンプファイル用の動作記録の効率を改善し、さらにCPU負荷を低減しました.
- ジャケット画像のキャッシュにヒットした場合に, 追加の画像を読み込まない設定の既定値をオンに戻しました. 将来, 自動で最適判定できるようにできないか, 検討します.
- プレイリスト(タブ)の読み込み時, プレイリスト内のファイルが存在するフォルダの内容を総スキャンしていましたが, これをやめました.
- データの更新を行ったときに, 対象のファイルが存在するフォルダの内容を総スキャンしていましたが, この動作は管理フォルダ内のフォルダだけを対象にして, それ以外の場合はファイル単体のスキャンを行うようにしました.
- スペクトル表示のピークラインの滞在時間に無期限を指定できるようにしました.
- ドッキングウィンドウのタイトルバー部分のボタンなどが環境によって表示されなくなる問題を改善しました.
- CUESHEETを利用しているときに, 半角スペースが含まれたタグ(ALBUM ARTISTなど)を使用していると, 表示がおかしくなる問題を改善しました.
- Active Backgroundの表示中に再生曲が切り替わると, 突然Active Backgroundの表示が消えてしまうようになっていた問題を改善しました.
- UWP版でのWindowsストアへのアクセス部分の例外処理を強化しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 右クリックでメニューを表示したあとアプリケーションを終了しようとしたときに, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
4.2.4 (1347) : 2018/1/18
- 曲ごとの再生位置を記憶し、表示できるようにしました.
- この機能は、通常の1トラック1曲形式で音楽を聴くスタイルではあまり必要ないと思われますので、既定の設定ではオフになっています。設定画面の「再生の設定」、「曲ごとに再生位置を覚える」で有効にすることができます.
- 有効にすると、トラック表示と, Player Viewの経過時間表示のバーの部分に、最後の再生位置を表示します.
- 再生中にReplayGainを変更しても, 反映されなくなっていた問題を改善しました.
- WASAPIドライバの初期化フラグを変更しました. またWindows 7以外では, 再生停止時にデバイスも停止させるようにしました.
- ストレージメディアの複数台の同時マウントの検出ができるようになりました.
- 「ドライブが存在しないときにはデータベースから削除しない」設定は、管理フォルダに対してのみ有効になるようにしました.
- MP3で無効フレームが一定数以上連続した場合にはエラーと見なすようにしました.
- ジャケット画像のキャッシュにヒットした場合に, 追加の画像を読み込まない設定の既定値をオフにしました.
- ジャケット画像がないアルバム(グループ)に対して表示する、デフォルトの画像を指定できるようにしました.
- 関連イメージの検索用のキーワードに、ジャンルも加えました.
- 同一アルバム内での再生トラックが切り替わった場合に, アルバム情報/ジャケット画像を継承しないようにする設定を追加しました(これにより, たとえばトラック毎に異なるジャケット画像を表示できるようになります).
- 独自のウィンドウ枠を使用する設定のオン/オフを切り替えると, 画面上にウィンドウの影が残ってしまうことがある問題を改善しました.
- “姓, 名”表記に基いた人名整形を行わない設定を追加しました.
- ファイルの削除操作を行ったあと, 空になったフォルダを削除するかどうかを設定で指定できるようにしました.
- Tree Viewをスクロールバーでスクロールしたあと, マウスのホイール操作を行うと, スクロール位置が乱れることがある問題を改善しました.
- プレイヤー制御用のタイムアウトを5秒から30秒に変更しました.
- デコーダに対してシーク操作を行ったあと 、デコード結果が古いものがデコードされた場合には, シークで指示した時刻までデコード結果を読み捨てるようにしました(MPC7のノイズ対策ですが、全コーデックに有効です. 結果として, たとえばTTAのシーク後のズレが解消しています).
- 複数の管理フォルダをまたがった更新(フォルダやファイル移動など)が発生した場合に、どちらかの変更をとりこぼすことがある問題を改善しました.
- イメージの管理において, エクスポートの操作を行ったあと画像を削除しても削除されない問題を改善しました.
- 管理フォルダ内で大量の子項目(サブフォルダなど)を更新したときに, Crawlerによる更新処理が重たくなる問題を改善しました.
- Log ViewのCrawlerのログを定期処理の “Crawler(Periodic)” と “Crawler(Event)” のふたつに分離しました.
- 手動クロール実施時には, 外部からの更新によるクロールは無視するようにしました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 描画中にDirect2Dがエラーを検出した場合の処理を強化しました.
- マウスがTuneBrowser外に移動した後, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- ASIOドライバがバッファサイズに負の値を返してきた場合のエラーチェックを強化しました.
4.2.3 (1340) : 2017/12/27
- 全体ゲインを, デコード結果に直接適用するオプションをつけました.
- 次回起動時に操作履歴を一括で削除する設定を追加しました.
- 埋込みCUESHEETを保存したときに, 本体ファイルに他のタグが書かれないようにしました.
- Tree Viewのフォルダーツリー表示において, そのフォルダにサブフォルダがあって, 直下にファイルがある場合に “このフォルダ” という疑似ノードを表示させるオプションを追加しました.
- この機能を有効にするには, フォルダーツリーのツリークエリに, “%_FOLDERTREE,FOLDER,ThisFolder%” のように, “ThisFolder” オプションをつけます (大文字小文字の区別はありません).
- 再生の停止時, デコード処理の停止に時間がかかった場合に, Windowsによって応答なしと判断される現象に対処するため, 再生の停止を非同期処理に変更しました.
- 英語版の一部の表記を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- ファイルの書込み/削除中に環境によって動作を停止することがある問題を改善しました.
- ドラッグ操作中にウィンドウのフォーカスを切り替えて, ふたたびフォーカスを戻すと, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- 名前に “%” 記号が含まれている画像ファイルにアクセスすると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.2.2 (1336) : 2017/12/02
- 再生デバイスの選択方法で迷われる方が多いようですので, Player View 右下のデバイス名の部分をクリックすることでデバイスを選択できるようにしました.
- ASIOドライバからのデバイスリセット要求が発生した場合に、これまでは再生中の場合だけ再生を再開するようにしていましたが, 再生準備中の場合も再生を開始するようにしました.
- Wave形式のタグデータ保存時のエラーチェックを強化しました.
- UWP版において, 誤った関連イメージフォルダを表示してしまう問題を改善しました.
- デスクトップ表示がいつも最前面になってしまう問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- DSD/DoP再生中、曲の切り替わり時に動作を停止することがある問題を改善しました.
- DoP再生中、デバイスへの転送頻度が極めて高い状況でスペクトル表示を行っていると, バッファのオーバーランにより動作を停止することがある問題を改善しました.
- デコーダが再生中に動作を停止した場合の対処を強化しました.
- ウィンドウ右下にプログレスバーが表示された状態で終了したときに, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.2.1 (1328) : 2017/11/11
- 4.2.0において, 試用期間が有効にならず, はじめてのインストールにもかかわらず500曲までしか登録できなかった問題を改善しました.
- WASAPIドライバの初期化方法を変更し, システム共有のセッションではなくTuneBrowser固有のセッションを使用するようにしました. もし動作に不都合が見られた場合は, ご連絡いただけると助かります.
- Album View の表示後, しばらく負荷が高めになることがある問題を改善しました.
- アイドル時にまだ表示していないジャケット画像を読み込む処理の既定値を無効にしました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- きわめて長いパス名になるファイルを, エクスプローラなどからTuneBrowserに渡した場合に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.2.0 (1327) : 2017/11/06
- このバージョンから, あらたにAVX2対応版を公開します.
- AVX2とは, Intel CoreシリーズのHaswell以降でサポートされているCPU拡張命令です. AVX2版TuneBrowserは, この拡張命令を使用するようにビルドされています.
- AVX2版は64bit版のみでご提供します.
- AVX2版TuneBrowserは, AVX2をサポートしていないCPUでは動作しません. もしご利用のCPU(PC)がAVX2をサポートしているかどうか定かでない場合は, これまで通り通常の64bit版をご利用ください.
- RAMDecode に「自動」モードができました. 再生開始時に、再生対象の容量に応じて「すべて」「コンテンツごと」「トラックごと」「なし」を自動的に切り替えます.
- 「トラックの継続性」を判定できるようにして、RAMDecodeやランダム再生時にこのトラックの継続性を考慮できるようにしました.
- トラックの継続性とは、前のトラックから切れ目なく音楽がつづいているかどうかを示すものです.
- 前のトラックから継続していると判定されたトラックは、Album View のトラック一覧表示において “^” のマークをつけて表示されます.
- これまでTuneBrowserは再生中はトラックの継続性を動的に判定していましたが、これをあらかじめタグ情報として保存しておき、再生を開始する前に利用できるようにしたものです.
- トラックの継続性は、以下の操作を行ったときに判定され、タグとして保存されます.
- CDの取り込み時.
- ReplayGain の計算時.
- 右クリックメニューから明示的に「トラックの継続性を計算する」を実行した時.
- WASAPIにおいて, 排他モードと共有モード, およびEventモードとPushモードを, Player View のインジケータからワンクリックで切り替えられるようにしました.
- 一部のキーボードに装備されているマルチメディアキーの操作に対応しました.
- UPnP 処理の内部動作を見直し, 負荷を改善しました.
- Windows 10 Fall Creators Update (1709) において, TuneBrowser の起動時に描画が著しく遅くなる現象の対策を行いました.
- Wave形式のファイルでジャケット画像を保存すると, LIST::INFO タグが保存されず, 結果としてエクスプローラなどでタグ情報が表示されなくなる問題を改善しました.
- シマンテックがWhitelistingの審査を終了しました. そのため, このバージョンからWhitelistingの申請は行っていません. このサイトからのTuneBrowserのダウンロードに不安のある方は, UWP版をご利用ください. 安心です.
- 更新確認やダンプファイル送信のための tikisoft.net への接続に SSL を使用するようにしました.
- これまで同様に、送信する情報には個人情報は含まれません.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- データベースのメンテナンスや再構築を実行すると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- Waveファイルの INFO::LIST チャンクに対するエラーチェックを強化しました.
- Direct2D の描画中に問題が生じた場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
4.1.6 (1319) : 2017/09/27
- Windows 7環境で, WASAPIの再生後, なにも操作していないときにWASAPIドライバが動作を停止してしまう問題を改善しました.
- インターネットサービスに接続する際の問題を改善しました.
- コンテンツの切り替わり時の自動無音再生の既定の設定を無効にしました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- 破損したMP4ファイルのデコード時に FFmpeg のバッファが無効になり, 動作を停止する問題を改善しました.
- 極めて深いディレクトリなどでファイルが更新された場合に, Windows のファイル名のバッファがオーバーランし, 内容によって動作を停止することがある問題を改善しました.
- TuneBrowserの終了時にタイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- Version 4.1.5 は欠番です.
4.1.4 (1316) : 2017/09/12
- タスク(変換やCDの取り込みなど)の実行後に中止操作を行った場合, 動作を停止したり, あるいは中止するまで時間がかかって Windows によって応答を停止したと見なされる問題を改善しました.
- TuneBrowser が動作を停止したときに, 環境によって自動再起動を行うようにしていましたが, その際にダンプファイルが生成されないことがあるため, 自動再起動を無効にしました.
- Album View にファイルやフォルダをドロップした場合に, 関係のないファイルが含まれていると空白のタブが開いてしまう動作を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- Album View のトラック一覧表示中にアルバムを削除した場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- 一部のAPEファイルを読み込み中に動作を停止することがある問題を改善しました.
- ダイアログボックス上でポップアップメニューを表示したあと, ダイアログボックスを閉じると, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- FLACファイルの再生開始時に, タグの状態によっては動作を停止することがある問題を改善しました.
- ATOKを使用している環境で, 起動直後にATOKが発生させるメッセージを処理できず, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
4.1.3 (1311) : 2017/08/18
- 以下の状況で「プツッ」というノイズの出ることがある問題を改善しました.
- Resampler を有効にしている状態での曲の切り替わり時.
- 再生中のシーク操作時.
- 曲の切り替わり時の負荷変動を改善しました.
- Windows 7環境でWASAPIをご利用の場合と, Realtekのドライバをご利用の場合に, 再生状態に関係なく勝手にドライバが動作を停止してしまう問題に対して, 推測原因による対策を行いました.
- Windows 7 環境でこうした現象が発生する場合は, TuneBrowser 側での対策には限界がありますので, ぜひドライバの更新などををお試しください.
- Waveファイルのエラーチェックをさらに緩和しました. 破損したWaveファイルを再生してしまうリスクが増えることになりますが, 市販されているWaveファイルもエラーだと判定してしまうことがあるようなので, このようにしました.
- RAMDecodeの準備が完了した後で, 対象ファイルのタグが更新されると, RAMDecodeが解除されてしまうことがある問題を改善しました.
- WASAPI再生開始時, エラーにより Event/Push モードを切り替えてリトライする場合に, 前のモードの最終サンプルレートで開始してしまう問題を改善しました.
- 再生中にPlayback Queueを編集したときに, 再生中の曲を見失うことがある問題を改善しました.
- TuneBrowserを起動したままPCをスリープ→復帰させると, Player View のツールバーの配置が乱れることがある問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- データベースの再構築を行った場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- 読み込んだイメージを解放するときに, DirectX 内で動作を停止することがある問題を改善しました.
- 起動直後に, タスクバーのライブサムネイルから TuneBrowser を終了させた場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
4.1.2 (1301) : 2017/08/02
- セットアッププログラムを更新しました.
- ASIOドライバがバッファの Preferred size を 0 で返してきたときの処理を改善しました.
- ASIOドライバが奇妙なタイミングで ResetRequest を発行したときの処理を改善しました (SOULNOTEのASIOトライバが正常に再生できるようになります).
- WASAPIの再生に失敗したときに, Event/Pushモードを切り替えて再試行するようにしました.
- WaveファイルのRIFFチャンクのサイズ情報は、古いWaveファイルでは誤っていることが多いようなので, 無視するようにしました. ほかのチャンクのサイズはこれまで通り使用します.
- TTA形式のシーク, CUESHEETからの再生ができなくなっていた問題を改善しました.
- Internal CUESHEET 内の FILE エントリの記述は, つねに無視するようにしました (EACで作成した Internal CUESHEET が読み込めるようになります).
- 既定の設定でトラック一覧のトラック先頭に, DISCNUMBERを表示するようにしました.
- トラックのソートには DISCNUMBER を使用しているにもかかわらず, 実際には表示されていないので, 意図しない DISCNUMBER が含まれていると不可解なトラックの並び順になってしまうことへの対策です.
- 設定画面のネットワークの設定のツリー上の位置を変更しました.
- RAMDecode の “Loading files…” 表示に進捗の % 表示を追加しました.
- フォルダ名の変更時に, クローラで検出されないことがある問題を改善しました.
- 設定変更時, Player View のプレイリストイメージが先頭トラックに戻ってしまう問題を改善しました.
- 一部の環境において, CDDB(freedb)へのアクセスが失敗する問題を改善しました.
- CDの取り込みでデフォルトのエンコーダと拡張子が合致していないどきの警告が出なくなっていた問題を改善しました.
- ファイルの変換の設定で, ルートフォルダを空欄にしていても、アルバムフォルダが空欄でなかった場合に, ソース曲のフォルダが使用されない問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- Player View が Auto Hide モードになっているときに, 何らかの操作で Undock 状態になると, やがて動作を停止する問題を改善しました.
- DSDのPCM変換において, 対応できないデシメーションが指定された場合に, 動作を停止する問題を改善しました(エラーとして処理します).
- シェル(Explorer)の右クリックでファイルを指定して起動した場合に, ファイルの種類によって動作を停止することがある問題を改善しました.
- WASAPIのドライバによって, 終了時にハングアップする問題を改善しました.
4.1.1 (1291) : 2017/07/07
- ASIO による高サンプルレートでの再生の安定性をさらに高めました.
- 再生に関するスレッド制御のMMCSS適否を設定で指定できるようにしました.
- DSDのPCM変換再生時の初期設定値を見直し, PCMサンプルレートはDSDサンプルレートに追従するようにして, ゲインを 6dB にしました.
- リピート再生時, ギャップレス再生の考え方で繰り返すようにしていましたが, DSDの終端が0Vでない曲の場合にノイズの出ることがあるため, 一度デバイスを停止させるようにしました.
- ダンプファイルの作者サーバへの送信ができなくなっていた問題を改善しました.
- イメージの管理で保存中に中止の操作をしても、処理が停止しなかった問題を改善しました.
- 環境によってルートフォルダが認識できない問題を改善しました.
- Album View の検索において, 検索文字列が空の状態で検索すると動作を停止する問題を改善しました.
4.1.0 (1286) : 2017/06/27
- Last.fm の Scrobble に対応しました. 設定の「ネットワーク」から有効にすることができます.
- ASIO による DSD 5.6MHz / 11.2MHz など, 高いサンプルレートでの再生の安定性を改善しました.
- OpenHome の Android 用コントローラ BubbleUPnP / Kazoo での動作を改善しました.
- OpenHome の Playlist.SeekId で再生を開始するようにしました. 設定でこれまで通り曲の切り替えのみ行う動作に戻すこともできます.
- WavPack 形式の DSD に対応しました.
- 1曲リピート機能ができるようになりました. リピート指定は「なし」-「1曲リピート」-「全曲リピート」でトグル動作します.
- 検索用の代替表記のデフォルト設定に, 欧州系のアクセント付き文字だけでなく, 日本語の バ⇔ヴァ などの表記も追加しました.
- OpenHome を使用時の問題の改善:
- 終了時に動作を停止することがある問題を改善しました.
- タイミングによりデッドロックを起こしてしまう問題を改善しました.
4.0.2 (1283) : 2017/06/11
- OpenHome利用時にコントローラにジャケット画像が表示されないケースの改善を行いました. 特に Android 版 Kazoo での表示が改善していると思います.
- OpenHome対応を有効にしているときの終了動作をすこし高速化しました.
- タグの値を検索する際に, アクセント記号などを無視して検索するようにして、さらに ö –> oe のような代替表記に対応しました.
- ヘルプの記載において, 開発用の識別子が一部で残ったままになっていた問題を改善しました.
- とくにUWP版において、アプリケーションの終了時にスレッドの終了を待機している状態を「ハングアップ」とみなされることがあるようなので, 待機が長引いた場合には画面上にその旨を表示するようにしました.
- プレイリストを更新した状態でPCをシャットダウンしようとすると, プレイリストの保存確認のメッセージが表示されるため, 強制的にシャットダウンさせると動作を停止することがある問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- エクスプローラの「開く」などから曲を指定して起動したときに, ファイルによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- あるタイミングで終了させると, スレッドの終了待ちのまま終了しなくなる問題を改善しました.
- あるタイミングで終了させると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- 特別なドライブに対するクロール処理中に動作を停止することがある問題を改善しました.
4.0.1 (1272) : 2017/05/27
- WASAPIドライバに対するバッファ指定の精度を改善しました. ドライバによっては, これにより再生できるサンプルレートの範囲が改善します.
- 再生時のクリップ検出処理を見直し, クリップ検出を行わない場合には(既定ではそのようになっています), 関連の処理がすべて動作しないようにしました.
- FLACのエンコード時に64bit版でも対応していないCPUのイントリンシックが動作するケースがあったため, 使用しないようにしました (32bit版は以前に対策済みです).
- RAMDecodeの並列読み込みを有効にしている場合に, 一時的にメモリの使用量が跳ね上がる問題を改善しました.
- UWP版において, 再生に対応しているファイルの「対応アプリ」にTuneBrowserが表示されるようにしました (UWP版は現在ストア申請中です).
- OpenHomeにおいて, アルバムイメージが表示されないことがある問題を改善しました.
- OpenHomeにおいて, プレイリストの最大曲数の設定はコントローラからTuneBrowserへの設定時に適用していましたが, TuneBrowserからコントローラの設定にも適用するようにしました.
- そのため, 大量の曲数を扱っている場合には, 設定によってはTuneBrowserのPlayback Queueの曲数とコントローラの曲数が合致しないことがあります.
- これはコントローラ側の負荷軽減のための措置です.
- WMA形式のアルバムイメージの読み込みを改善しました.
- 開発環境のバージョンを Microsoft Visual Studio 2015 から 2017に更新しました.
- 内部で使用しているFFmpegのバージョンを3.3に更新しました.
- 内部で使用しているcpprestsdkのバージョンを2.9に更新しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- WASAPIのドライバによって, 解放時に動作を停止することがある問題を改善しました.
- 再生中にPlayback Queueの内容を総替えした場合に, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- Album View において, タブをまたいで Shift+Click で選択すると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- Action! Screen Recorderが動作している環境で, TuneBrowser内でAction! Screen Recorderが動作を停止してしまう問題の対策のため, 起動時に検出機構を設けました.
- ID3v2タグに破損したタグが含まれていた場合に, 動作を停止することがある問題を改善しました.
4.0.0 (1265) : 2017/05/07
- OpenHome に対応しました. タブレット/スマートフォンなどを使用して TuneBrowser をリモート制御することができます.
- コントローラとして対応しているのは、iOS版(iPad/iPhone), Windows版の Linn Kazoo です.
- コントローラー上で メディアサーバに TuneBrowser を指定し、 ルーム (OpenHome用語: 再生装置) にも同じ PC の TuneBrowser を指定した場合, TuneBrowser は PC で管理しているファイルとまったく同様の再生を行うことができます.つまり, DSD Native再生やギャップレス再生, RAMDecode といった機能は, すべてPCで操作している場合と同様に使用することができます.
- 既定の設定では, この機能はオフになっていますので, ご利用になるには設定画面の「ネットワークの設定」でOpenHome対応を有効にしてください.
- ASIOの外部プロセス制御を標準として, 「外部プロセス制御しない設定」は削除しました (複数の動作パターンをサポートしきれなくなってきたためです. もしどうしてもお困りの場合はご連絡ください).
- WASAPIドライバのデフォルトのモードを Exclusive (排他モード) にしました.
- Player View 上のインジケータで, Bit Perfect のレベルを簡単に切り替えられるようにしました. またそれに伴い, インジケータのレイアウトが変更になりました.
- 再生開始時に, 設定の意図とは異なった条件で再生された場合に, 該当するインジケータをしばらく点滅させるようにしました.
- たとえば, 88.2kHzの曲を再生しようとして, デバイス側がそのサンプルレートに対応していなくて, 96kHz で再生された場合には, デバイス側サンプルレートの 96kHz が点滅表示します.
- RAMDecode のためのファイル読込みの並列化に対応しました.
- 環境によっては動作が高速化します. ただし残念ながら動作が遅くなるケースもありそうですので, 注意してご利用ください.
- ツールバー上のコンボボックスのスタイルが (ようやく) ほかのコントロールとおなじになりました.
- 詳細表示のデフォルトの背景にジャケット画像を使用するようにしました.
- プレイリストになっているタブの色を (ほんのすこし) ちがう色になるようにしました.
- CDの取り込み時, 取り込み先のフォルダのアイコンを, ジャケット画像にするオプションを追加しました.
- Version 3.6.8 で一時期 誤って告知した内容です(^^;.
- Musepack (MPC) 形式の再生に対応しました.
- アルバムイメージについて, 既定の設定を内蔵イメージ優先に変更しました. これまではフォルダ画像優先でした.
- 3.6.8 で実施した WASAPI/ASIO のドライバ制御の強化の結果として再生終了時に毎回ドライバを終了する動作になり, それはすこし厳しすぎるので, 緩和しました.
- ID3v2形式の内蔵イメージにおいて, コメントがUTF16形式の場合に正しくイメージを読み込めない問題を改善しました.
- RAMDecodeを有効にしていて, かつ1曲単位の設定の場合に, 楽曲再生中にエラーフレームがあると再生が停止してしまう問題を改善しました.
- ファイル名にハイフンなど一部の記号が含まれている場合に, ファイルを削除してもクローラが認識できない問題を改善しました.
- お送りいただいたダンプファイルからの改善:
- デバイス異常などで再生開始に失敗した場合に, タイミングにより動作を停止することがある問題を改善しました.
- 起動直後 (とくに UWP 版において) タイミングにより動作を停止してしまうことがある問題を改善しました.
- Player View が自動的に隠れるモードのときに, ダブルクリックでミニプレーヤーとして独立させると, 動作を停止することがある問題を改善しました.
- タブをクローズしたあと, 右クリックでコンテキストメニューを表示させようとすると, タイミングによって動作を停止することがある問題を改善しました.
- タグ編集後のファイル保存中にメインウィンドウが操作できてしまうため, そのまま終了させると動作を停止してしまう問題を改善しました.